ゆきふじ@新御茶ノ水
東京都千代田区神田駿河台3-3-11
訪問日:2019年4月18日
2016年1月27日オープン。当初は昼営業のみだったが、いつの頃からか火曜と木曜のみ夜営業を始めていたので訪問。
「中華そば」や「鶏白湯」といった他のラーメン屋でも見られる一般的なメニューがあるが、券売機のトップに配置されているのは「紅湯麺(フォンタンメン)」。これを食べに来たかったんです。角煮とチャーシューのどちらかを選べるので角煮をチョイス。パクチーが食べられるか聞かれますが、ダメな方にはかいわれ大根に変更してくれるようです。
紅湯麺¥780
事前の記憶ではもっと赤い印象があるのですが、出てきたスープは赤みを帯びた茶色。中華そばのスープをベースに黒酢やラー油を使用した一杯。大陸系の香りがありますが、卓上の五香粉を入れるとさらに大陸系が強まります。
最近、この手の香りを欲する時があるんですよね。とても美味しい。特に、透明度の高いスープは掃湯をしているようで清湯ながらもしっかりとしたダシ感。
麺は浅草開化楼の細麺ストレート。ポクっとした食感。以前はもっと茹で時間を長くしていたそうですが、短くしたらこの食感が出たとのこと。浅草開化楼から細麺を入れるというのが興味深い。
面白いラーメンを出しているので店主の経歴をお聞きしました。中華料理や洋食もやったが、この味は中国にあるわけではなくオリジナルだとのこと。初めからこの味を目指したのではないそうです。自分で作ったラー油が美味しくて活かそうと考えていたらこのような味になったのだそうです。