【閉店】竹岡らーめん 梅乃家@高輪台

 
 

東京都港区白金台2-26-13

訪問日:2011年9月29日

「梅乃家」と言えば竹岡式の元祖の屋号。直接の関係は無いとのことだが、比べるなと言うのが無理な話。でも、食べると全然違うので、必然的に比べる必要も無くなると思います。

元祖の「梅乃家」のおさらいをすると、乾麺使用でダシスープは作らずに醤油ダレを乾麺の茹で湯で割るだけ。薬味は刻み玉ねぎ。これらがそのまま竹岡式の定義だと思われがちだが、全てを備えているのは「梅乃家」くらいじゃないかな。生麺の店だって普通に存在するし、スープを取る店も存在するし、長ネギを薬味とする店も存在する。

以前、千葉を特集した雑誌でどの店がどの特徴を備えているか、わざわざ表にまとめて示していたくらい、店によってこれら特徴はまちまち。

ラーメン¥500

今回伺ったこちらの店を見てみると、まず思うことは乾麺ではないことでしょう。細い生麺です。もしかしたら乾麺をガスで茹でるのは難しいのかも。元祖は炭で茹でられている。私も竹岡式ならば簡単に再現できるかと思い、元祖が注文しているラーメン用醤油一升と、都一の乾麺をダンボール一箱取り寄せたことがあるのだが、どうも元祖みたいにふっくら茹でられなかった思い出がある。あとは、茹で時間の関係があるかもな。ここよりも乾麺の方が長かった気がする。

次にスープ。これ、スープ取ってない?とてもお湯割りには思えなかったし、元祖みたいに丼内でタレを割るのではなく、大きな手鍋で予め醤油スープを作っている。茹で湯は使っていない。このスープ、竹岡式かどうかは置いといて、甘みがあって個人的には好き。

最後に薬味だけれども、タマネギはちゃんと使っていますね。流石に、タマネギ使わないと竹岡式と言われてもねぇってのが私にもある。味はあり、辛みは全くないタマネギで良かった。水につけるのではなく、元祖みたいにザルに入れて冷蔵庫の中で数時間置いて辛みをとっているのかな?

なにはともあれ、竹岡式と思わなければアリでしょ。この土地でワンコインだし。あ、そうそう、チャーシューはデフォで2枚。元祖より少ないし薄い。そしてスープはこぼれていない(笑)。


     

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