焼鳥 トリビアン@浅草

 
 

東京都台東区浅草3-35-12

訪問日:2017年1月18日

先日、ご無沙汰の「バードランド@阿佐ヶ谷」に行った際に店主の千野さんから「トリビアン行きました?」との質問が。「トリビアン」とは、「バードランド@銀座」出身者の方がやっている店で、焼き鳥屋ながらもラーメンを出しているんだそうです。しかも、店主が「蔦@巣鴨」好きで、ミシュランの表彰式の際にシャツ(?)にサインを貰っていたんだとか。そんな話を聞いたら行かないわけにいかないですね。予約必須だなんてことも知らずに飛び込みで訪問。無事に入店できました。

「バードランド@阿佐ヶ谷」では何回も食べており、自分のパターンが出来上がっているのでコースではなく単品で注文。

シャトー ヌフ ド パプ¥1100

飲み物はローヌの赤をひたすら3杯。

自家製レバーパテ¥700

食べ物として先ず頼んだ煮こごりが売り切れていて大ショック。ならばと自家製レバーパテを注文。この系列のパテの旨さは折り紙付き。

わさび焼き¥300

続いてわさび焼き。焼く前の肉の透明感といったらもう驚き。こんな透明感、「バードランド」で見たことないぞと思ったら使っている銘柄が違っていました。こちらは甲斐路軍鶏を使っているとのこと。「バードランド」はもちろん奥久慈軍鶏。でも、遜色は全くないですね。焼き加減も柔らかみが残ってて僕好み。

砂肝¥300

続いてハツが品切れになっていたので砂肝。「バードランド」同様に肝類には香りをつけての火入れ。阿佐ヶ谷のようなスーッとした香りではなく、どことなくセロリのような香り。紹興酒を使っているんだそうです。

店によって違うんですねなんて聞いたら、チェーン店ではないからっと少しムッとされてしまいました。ごめんなさい。

ソリ¥300

次はソリ。弾力のある歯応え。厚みがあるけど火の入れ方も抜群。焼いた後はバットに入れて中まで熱を通してからの提供。

「バードランド」はバットに入れてたかな?と思った時に、こちらの方が火が強いんだと思いました。阿佐ヶ谷はもっとじっくり焼いていますね。

わさび焼き¥300

そこまで感じて再びわさび焼きに。やはり美味しい。火が強いこともあってか少し薄めの切り方のようにも感じてきました。

レバ¥300

そして、肝類に付ける香りをもう一度確認したくてレバーを注文。こちらはレバーの香りが主になってます。

カチョカヴァロチーズ焼き¥450

そろそろ焼き物は締めようかなとチーズ焼きを注文。北海道産のカチョカヴァッロ。焼いた後の固まりが早く、キュキュットした食感になるのは、一般的なカチョカヴァッロと同様。

「バードランド@阿佐ヶ谷」とは違い、岡山県の吉田牧場のチーズを使わないのは塩気が強く感じるからだそうです。僕は吉田牧場のとろけ方が好きなんだよなぁ。

自家製 中華そば¥600

さて、いよいよラーメンです。メニュー名は自家製 中華そば。

本格的な見た目。スープは鶏100%ではなく、昆布や鰹節も感じられ、焼き鳥屋が片手間でという気持ちは感じない。なんとかラーメンも逸品になるよう美味しくしようとしている印象を受ける。

とはいえ流石にラーメン屋ではないのでタレのキレがないが、そこはもちろん大目に。タレに鰹節を入れているそうだが、杯数が出るわけではないので、香りが飛んでしまうんだそうです。

店主は最後の醤油になるかもと仰ってました。次は醤油だか塩だか分からないものにしようかなと考えているそうです。お店に食べに来られた黒木さんにも作り方を教わったそうです。楽しみながら作り続けてもらいたいですね。

鶏チャーシューやうずらの玉子などの具は流石に絶品ですよ。チャーシューの歯応えや噛めば噛むほど出てくる味が凄いですし、うずらの玉子は中が半熟なのに驚き。

さらに、自家製麺なんだそうです。玉数を多く頼めないし、冷凍をするのも嫌だから製麺所は使わず、パスタマシンのようなもので打っているそうです。この時は多加水の中細麺。細いのにモチモチで面白い。

これだけ楽しめて6640円。コスパがいい店ですね。


     

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