生姜ラーメン みづの@旭川
北海道旭川市常盤通2丁目
訪問日:2017年6月3日
旭川のラーメンといえば青葉、蜂屋、天金、山頭火、梅光軒などの多くの店が関東に進出して全国的に有名だが、今回旭川を訪れるにあたって調べてみたら、この店も地元では有名らしい。 歴史を感じさせる色褪せた軒。 店内の客席と厨房とを仕切る位置の上方には福岡の屋台で見られるような看板に「生姜ラーメン」と書かれている。
名物の生姜ラーメンを生み出したのは先代なんだそうです。 先代の生姜好きがこうじて、すりおろし生姜をたっぷりと大さじ1杯入れたそうな。 なので、旭川が生姜に縁があるわけではないようですね。 生姜を取り寄せているのは、四万十生姜などが有名な高知県からだそうです。 それにしても全部手作業ですりおろしているのかなぁ。 それだけで重労働。
メニューのラインナップは、しょう油、しお、みそ、そしてしょうが。しょうがはしょう油味のみの提供となっています。
トッピングは、チャーシュー、月見(生たまご)、バター。
しょうが¥630
私が入店したのが18:13。 公式の営業時間は19時までとなっているが、私が席に着くやいなや暖簾をしまっていたので営業時間は要注意。
ラーメンは如何にも素朴な見た目で、脂身の少ないチャーシューや手裂きだと思われるメンマがなんともノスタルジー。 生姜は嬉しいくらいに効いていますが、キレのあるスープではなくて甘みのあるスープに溶け込むような存在。 上手く生姜の存在がラーメンに融合してる。
旭川の特徴の一つでもあるラードが出ていませんが、そもそもスープが冷めないようにだったことを考えると、生姜で体が温まれば良かったんでしょうかね。 これは確かに旭川に来たら必食の一杯。 今年発足予定のラーメンファンクラブ名誉会長こと林家木久扇師匠がサインで4回目と書いているのは流石です。