台湾ラーメン 幸龍@上飯田
愛知県名古屋市北区大野町4-15-1
訪問日:2018年3月9日
台湾ラーメンの元祖と言われる「味仙」の創業から3年後の1988年創業という台湾ラーメンの老舗。平成18年からは息子さんが2代目として店を守る。初代は数カ月程度「味仙」で作り方をならったそうですが、長い年月を経て、異なる味で台湾ラーメンを代表する店舗となっています。
辛さを抑える「アメリカン」とネーミングしたのもこの店だという。コーヒー好きな初代が思いついたそうだ。
ここから巣立った有名店も多い。「台湾ラーメン 光陽」、塩台湾ラーメンの元祖と言われる「飛丸(現在はTOBiMARU)」、そして台湾まぜそばの生みの親「麺屋はなび」だ。なんとも息を呑むラインナップ。
というわけで、台湾まぜそばの生みの親である「麺屋はなび」の新山氏への取材予定前に訪問。取材したときの記事はこちら(日本ラーメンファンクラブホームページ内の開店10周年「キセキの物語」)にあります。是非、ご覧ください。
子ブクロ¥780
車での訪問だが、飲み屋の体もなしているので、麒麟 零ICHIのノンアルコールビールのあてとして選んだツマミは評判が良さそうだった子ブクロ。
これウマッ。
結構しっかりとした食感に、コックリとした甘ピリ辛のタレ。少しだけニンニクが香り、ネギがタレを良く絡ます。最高のツマミだなぁ。こりゃ来たら必ず頼みたくなるのも分かる!
台湾ラーメン¥720
塩台湾ラーメンもあるが、もちろん醤油味の台湾ラーメンを注文。
店を構えてから既に30年。2代目は若いですが、店を継いでから既に12年だそうです。「麺屋はなび」の新山さんとは同時期に修行をしていたようですね。その新山さんの台湾ミンチのルーツとなっているのは、もちろん修行をしたここの台湾ミンチ。特徴は香ばしさだそうです。
そして、辛さを追求するのではなく全体のバランスを重視しているとのことで、辛さが控えめでダシに意識が向かう味の構成。
「味仙」で習ったと言っても独立から長いので、造りが全然違う。最近食べた東京・神田の「郭政良 味仙」が結構辛かったので、私としてはこちらの方が食べやすくて好き。ニンニクのキツさもないですし。バランス重視ってのも分かるなぁ。