SOBA HOUSE 金色不如帰@新宿御苑前
東京都新宿区新宿2-4-1
訪問日:2018年11月20日
幡ヶ谷にあった「金色不如帰」が2018年5月25日に新宿御苑前に移転オープン。移転に際しては麺を自家製にし、スープも変更。訪問が遅くなったが、移転前に増して美味しくなったとの話を聞いていたので、とても楽しみにしていました。
メニュー構成は「真鯛と蛤の塩そば」「そば(醤油)」と、夜限定メニューの「鴨脂と蛤の醤油」。「つけそば」も塩と醤油のボタンがあるが×マークになっていました。
真鯛と蛤の塩そば¥900
これ、もはや旨いを超えている。他の旨いラーメン店が全て霞んで見えるほど別格の味わい。美味しいという言葉の前に唸った。
もともと美味しいラーメンを出す店という認識ではあったが、期待値をはるかに上回るリニューアル。素晴らしい。
こんな美味しいスープの味わいを表現するのは野暮ってもんですな。まず最初に特筆すべきはミネラル感。蛤のミネラル感だけではなく、マグネシウムにこだわったという沖縄海塩や、モンゴル岩塩が良い役割をしているんでしょうね。
そして、特製ソースとして少しずつ載せられているのが、ポルチーニデュクセル、インカベリーソース、白トリュフオイル、国産黒豚パンチェッタベーコンビーツ。
どことなく香ばしさもあるスープなので、ベーコンビーツが驚くほど合う。良く、このような組み合わせを思いつくものだと感心しますが、各ソースそれぞれが楽しめる風味なので、なるべくスープを混ぜないように楽しむのが面白い。
ほんと、凄すぎて、良い意味でため息しか出ない。
自家製に変わった麺の相性も物凄くいい。麺とスープってこんなにも一体感のある組み合わせがあるものなのかと思わされるかつてない感覚。これを超えるラーメンを私は知らないと言い切れる。ものすごくレベルの高い一杯。
もはやラーメンというジャンルではなくて、金色不如帰というジャンルとして分けていいのではないだろうか。