こばや食堂@上三衣塩原温泉口

 
 

栃木県那須塩原市塩原795

訪問日:2019年4月6日

スープ入り焼きそばというものがあると知ったのはいつの頃だったか。確か、こばさんの栃木本で「釜彦」を見て知ったように思う。その「釜彦」をスープ入り焼きそばのルーツとする説と、ここ「こばや食堂」の大将が習った「新生食堂」をルーツとする説とがあるらしいが、元祖問題はどこに行っても悩ましい。

ここのスープ入り焼きそばは、「新生食堂」の裏メニューであったスープ入り焼きそばの作り方を習い、自分の店の味として試行錯誤して作り出したものらしい。誕生してから既に半世紀以上も経っているとのことなので、立派なご当地ものだ。

メニューはノーマルな麺類やご飯物も用意されているが、もちろん注文したのは「スープ入り焼きそば」を並で。並でいいのですか?と聞かれたが、男性だと大を頼む人も多いのかな?会計時に大ですねと言われている人がチラホラいる。メニューにも特大が用意されている。

スープ入り焼きそば¥650

さてさて目の前に提供された一杯は見るからに、焼きそば in 醤油スープ。味もある意味そのまま。甘い味付けの焼きそばが醤油スープに入ってる。

ソース味と醤油味が別で感じられるため、あっさりめの醤油スープで焼きそばのソースを洗い流して食べている感覚だ(笑)。不思議な食べ物と思いながらも嫌いではない自分がいる。

そして、お店のオススメとして書かれた味変の一味唐辛子と唐辛子入り酢を試してみる。

一味唐辛子は甘さを抑える働きがあると思えたがさほどピンと来ず。しかし、唐辛子入り酢は美味しい!お酢に濁りがあるけどニンニクエキスでも入れてないだろうか。お酢由来以外の旨味と思われるものでどっと膨らむ。

これは単純に美味いと思えるラーメン(?)ではないと思うが、食べ続けると間違いなくソールフードになりますね。面白い文化。


     

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