渡なべ@高田馬場
渡なべ@高田馬場

渡なべ@高田馬場

住所 東京都新宿区高田馬場2-1-4
TEL 03-3209-5615
営業時間 11:00〜21:00
休日 無休
オープン日 2002年4月21日
麺や楽@伊勢原・ラーメン横綱@越谷を手がけた渡辺樹庵氏が自ら開いた店です。 2002年4月21日から始めました。 外観からはラーメン屋とは思わないね。 店名が分かる看板(というとちゃっちく聞こえるが)も控えめだし。 そうね、むさし野@上本郷の外観と通じるものがあるかもな。 開店を祝うお花がたくさん届けられてました。 その中には、ばかうまラーメン花の季、なんつッ亭の古谷氏、麺や楽、俺の空がありました。


渡なべの味噌らーめん 注文品:渡なべの味噌らーめん¥930
訪問日:2018年1月3日
お正月の1週間程度で提供される期間限定メニュー。 メニュー名に「渡なべ」と入っているのは、「味噌だけど、やっぱり『渡なべ』だね」という奇をてらわないらーめんがコンセプト。 昨年末から再開したお遊びらーめんも行けていないので、渡なべに行くのは何年振りのだろうか。 10年以上行っていない。 かつてはこの近くで勤めていたこともあり、足しげく通ってたなぁ〜。 そんな久しぶりの訪問で限定というのもあれだが、渡なべが分かると言うのならばと注文。 一口食べて度肝を抜かれた。 美味すぎる! 重さのないとろみスープは濃厚さと食べやすさとを共存させ、渡なべらしい魚介とタレとの流れがいい。 麺は昔よりもバツッとしたテクスチャが少しなくなったように感じる。 全体的に味覚への訴え方が抜群。 味を迎えに行かなくても、欲しいところに味が置かれている巧みさ。 渡なべへの再訪を前に何千軒も食べ、多くの美味しいラーメンと出会ってきたが、渡なべの別格感を強く認識させるに過ぎない存在だったのかと思わせられた。 また、客層にも思わせるものがあった。 列をなしているのはコアなラーメンファンではなく、家族連れだったりカップルだったり、ライトなラーメン好きのように思った。 本物の名店を感じるに充分だった。


つけめん(醤油・手揉み麺) 注文品:2周年記念ラーメン¥600
訪問日:2004年4月25日
4月21日で2周年を迎えた記念として作られたラーメン。 伊勢海老、オマール海老、白海老、ワタリガニを加えて風味を出したのが特徴だったようですが、 むしろ、材料を増やした動物系の存在が大きかったです。 特に油。 旨味のつまった油が支配的でしたね。 いつもよりも油が多く感じたのですが、 味としてはむしろスッキリと切れていました。 麺はめちゃうま。 渡辺スタイルの山本さんが作った麺とのことですが、 めちゃくちゃ旨かった。


とんこつらーめん(博多風) 注文品:とんこつらーめん(博多風)¥600
訪問日:2004年2月22日
2004年2月19日から4日間提供されたメニューです。 写真の色が悪くなっちゃってますが、 見た目は熊本風からマー油を取っただけです。 なんと、この豚骨スープはトリプルスープだったそうです。 内訳は、豚の頭からダシを取ったスープ、 豚の背骨からダシを取ったスープ、 豚の拳骨からダシを取ったスープとのこと。 その影響があるのか、 非常に折り目正しく作られたような豚骨スープでした。 旨み豊富なんだけどスッキリしていました。 クリアーな豚骨スープ。


パンプキンラーメン 注文品:パンプキンラーメン¥600
訪問日:2004年2月22日
2004年2月22日の1日限りで提供されたメニューです。 しかも30食分程度だったそうな。 このメニューは、「自分で作るプロのラーメン3」という本で紹介されたもので、 それを実際に店で提供したのです。 ラーメンか否かは置いといて、 パンプキンパンプキンしてて美味しかったです。 鶏チャーシューもジューシーで旨かった。


とんこつらーめん(熊本風) 注文品:とんこつらーめん(熊本風)¥600
訪問日:2004年2月20日
2004年2月19日から22日までの4日間、 とんこつらーめんが提供されました。 味は、博多風と熊本風の2種類用意されており、 博多風と熊本風の両方の味を感じられそうだったので、熊本風を選択。 熊本風のとんこつらーめんは、 博多風のスープにマー油が浮かべられています。 魚の香りがないのでいつものラーメンとは全く異なります。 ゴリゴリと力ずくでダシを取ったようなスープではないですが、 旨みが凝縮されており、また、適度に豚が香るスープです。 やるなぁと感心させられちゃいました。 似たような豚骨スープの店はあるかなぁと考えたのですが、思い当たりません。 今となれば、遠くにブッダガヤ@緑町(神奈川県)が見えるかなぁと思う豚骨スープ。 なお、マー油は、ガツンとインパクトがあるものではなくて、 あくまでベースとなるスープと馴染む程度。 味のちょっとした変化の範疇に収められていますね。


味玉つけめん 注文品:味玉つけめん¥900
訪問日:2003年11月25日
今回のはかなりガツン度が高かった。 豚骨・醤油・魚どれも強かったけど、一体感がとてもある。 でも、私にはキツイ食べ物だな。 しばらくはいらない(笑) 味玉もしっかりと黄身まで味が染み込んでいました。


ちゃーしゅーつけ麺 注文品:ちゃーしゅーつけ麺¥1100
訪問日:2003年7月30日
券売機には「ちゃーしゅーつけ麺」と表示されていますが、 食券には「ちゃーしゅーつけめん」と印刷されていました。 「めん」を「麺」と表示されていたのは、 券売機の文字スペースの関係かもしれませんね。 さてさて、以前、つけめんは特別メニューでしたが、 現在は通常メニューに加わっています。 そのつけめんにちゃーしゅーを追加トッピングしたバージョン。 ノーマル価格が高いので、300円増加のチャーシュートッピングで1100円はちと痛い。 つけめん用の角切りちゃーしゅーに加え、ラーメン用の板状ちゃーしゅーがトッピングされます。 なかなかインパクトのあるつけめんです。 辛さがキツイですね。 喉が痛くなるほどです。 基本的な味はラーメンと同じ。 麺は、ラーメンよりも加水率をちょっと高めにして、 麺帯を圧縮する回数を増やしたような小麦粉がぎっしりと詰まった感じで、 歯ごたえに重みがありました。 塩の配合が若干増えていたように感じた。 麺だけを食べても十分に味がある。


細麺味玉入り 注文品:細麺味玉入り¥700
訪問日:2002年8月29日
この日の気まぐれメニューは細麺を使用したらーめんでした。 この麺は美味しい。 加水率が低めで適度に芯があり、 芯部分がぷちっぷちっと切れる感覚はとても面白い。 この店はスープの個性が取り上げられるが、 なにげに麺が旨いと思う。 但し、スープと麺が合ってない感じがあるんだよな。 今回のスープは開店当初に比べると、 とんこつの主張が思いっきり足りない。 細麺だからわざとそうしたのかな? よく見ていなかったが、 通常メニューと同じ寸胴からスープをすくってなかったかな? 寸胴内のスープ表面にある油でこってりさは加減できるが、 とんこつの主張はそれとは別物だよな。 節の存在がありすぎて、だいぶ表面的な部分に味が偏っている。


つけめん(醤油・手揉み麺) 注文品:つけめん(醤油・手揉み麺)¥800
訪問日:2002年8月26日
通常メニューにはありませんが、 たまに出しているメニューです。 醤油味と味噌味、及び、手揉み麺とストレート麺の選択ができました。 醤油味手揉み麺をチョイス。 つけめんということで、味が濃い目なため、醤油のしょっぱさが目立ちます。 何だかとんこつの旨味に欠けたな。 醤油の濃さ、鰹節の主張が主で、 味の厚みに欠けたつけ汁でした。 そんなにしょっぱくなくていいから、とんこつを効かせて欲しいなぁ。 麺は甘みがあって旨い。 つるつるした舌触りはいいのですが、 そのおかげでつけ汁との絡みが良くない。 一味のピリピリ感が強いですね。
訪問日:2003年7月30日
つけ麺が通常メニューに加わったので、このようなメニューは出していません。


味噌らーめん 注文品:味噌らーめん¥800
訪問日:2002年8月19日
樹庵氏の気まぐれ?であるメニューです。 鰹節の効く豚骨スープと、味噌という互いに強い個性を持つものを合わせたため、 スープはずっしり濃厚。 通常のスープよりもさらにずっしりしていますね。 最初は味が濃いと思ったのですが、 次第に慣れてこの重さがいい。 味の濃さは辛味のぴりぴり感で忘れさせますね。 典型的な味噌ラーメンではないっすね。 他店では味わえないものかと。


あっさりらーめん 注文品:あっさりらーめん¥700
訪問日:2002年6月13日
樹庵氏の気まぐれ?であるメニューです。 普通のらーめんの方から濃厚な豚骨を引いたようなスープです。 和風ダシがでていて、確かにあっさりしてます。 お出汁って感じだな。 しかし、ダシそのものがあっさりしているので、 唇にまとわりつく油がちょっと嫌だな。 美味しいけど、綺麗にまとめすぎじゃないかなぁ。 もうちょっと醤油が強くても良かったな。 麺の美味しさを感じるにはあっさりの方がいいね。


味玉らーめん 注文品:味玉らーめん¥800
訪問日:2002年5月17日
初期の頃のこってりさ、節のゴリゴリさは薄れ、 全体的にマイルドになってました。 落ち着いてきましたね。 食べやすいものになってました。 味玉はスープを汚さないくらい、どろ〜りとした半熟で、 しっかりと味がついており、うま! 味玉を入れることで、青葉@中野のラーメンの影響をたくさん受けているように思えた。 単に、和風、どろり味玉ってだけかもしれんが・・・。 って言うか、この味玉でビール飲みたい!!
訪問日:2002年6月14日
だいーぶ豚骨の存在感を消したスープになっている。 味のブレという範疇ではなく、 明らかに味を変えようとしているね。 以前に比べたら和風のダシ、とんこつのダシのどちらもインパクトが薄れてつまらなくなっている。 両方のインパクトの絶妙なバランスが良かったのに・・・。 まったくの別物になってしまったね。 前の方が良かったな。
ラーメン 注文品:ラーメン¥700
訪問日:2002年4月22日
小ぶりの丸丼ですね。 節が強烈に効いていて、舌にまとわりつくマッタリ感があります。 なかなか良い舌触りです。 しかし、マッタリと言っても、油のこってり感があるわけではなく、 口の中からスーっと消えて行く美しいもの。 マッタリした感覚は片栗粉でも入れているのではないか?とまで思わせるものでした。 全体的にやや味を濃い目にしてインパクトを持たせているのですが、 味にきつさが無くスッキリしています。 分厚いけれども厚みを感じさせない丸さがありますね。 強烈な節に苦味も無いし、癖になりそうです。 具はスープよりも更に味が濃い目でした。 チャーシューの濃さは流石にやり過ぎかなぁと思ったのですが、 色の濃いメンマはコリコリしていて、この存在感に味の濃さはナイスですね。 斜めに輪切りになったネギが清涼感をもたらしています。
訪問日:2002年4月24日
さすがに山頭火ほど丼はまるくなかったです。 上から見ると小ぶりなのでそう思いこんじゃったのかもしれませんね。 美味しいのですが、2回目にして早くも驚く印象が薄れてしまいました。 ちょっと節に苦味を感じたかな? 恐らく加水率の低い麺で、これがプチプチ切れる食感がとてもいいです。 メンマは太いですねぇ〜。 奇珍楼@石川町の竹の子ソバを思い出すよ。 あんな甘くないけどね。
訪問日:2002年5月2日
確かに美味しい。後味もいい。 強烈な節の独特なところがある。 なんだけど、癖になるところがないんだよなぁ・・・。 いまいち、麺への絡みが悪いように感じました。 スープの味が濃い目だから物足りなさはないんだけどね。
訪問日:2003年5月8日
豚骨によるコッテリ感はあるが、 醤油の角と和風ダシの渋みによって四角い味。 開店当初は豚骨ダシによる甘みがだいぶあったが、 結局この味に落ち着いたんだね。 メンマは、コリコリしたものから 奇珍楼@石川町のような柔らかいものに変わっていた。 相変わらず大きいが。 混んでいるかと思ったが、2時くらいで待ちは無かったね。
訪問日:2002年9月12日
う、うすい。 魚系ばかりで豚骨のダシがでていない。 最初そう思っちゃった。 薄くは無いんだよね。 豚骨のダシは良く出ていてとろみがあるくらい。 でも、魚のインパクトがありすぎて豚骨が隠れている。 で、味がわかりにくかったんだと思う。 なんか、味覚がおかしくなったと思うくらい、 豚骨のダシを感じなかった。

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