つしま＠浅草 つしま＠浅草

豚骨ラーメンの人気店「田中商店」系列の店。 だが、豚骨にこだわらずに別の味を作り上げているので、ラーメン的には関係ないですな。 チラシには、次のように書いてありました。 「つしま」では、「中華そば」・「つけそば」そして「ぶっかけそば」の三種類をご用意いたします。 スープは、足立区梅島「田中商店」で鍛え上げたとんこつスープに、 数種類の野菜・魚介などをブレンドし、繊細且つ大胆なテイストに仕上げました。 皆様に愛されるお店を目指し、「うまいもの」を提供すべく努力して参ります。 どうぞご期待ください。

※リニューアルして「つし馬」へと変わりました。

豚骨の名店である田中商店の流れを汲むこの店が作り出した中華そばは、 インパクトのある和風ダシを豚骨スープとブレンドした最近はやりのタイプでした。 田中商店の豚骨ダシを想像すると濃厚になる気がしますが、 和風ダシとブレンドしているためか、どこか軽さがあります。 豚骨ダシよりも和風ダシの方が強い感じです。 そして、タレの風味が若い。 麺は、澱粉を多く含んでいるようなツルっとしたタイプ。

中華そばよりも和風スープに対する豚骨スープの割合が高いようです。 なので、濃厚でとろみのあるつけ汁となっています。 これは旨い。 スープ割りは、和風スープで割っているようで、 割ってもらうと和風感が強まります。 酸っぱかったり辛かったりしないので、 中華そばの延長で想像できる味ですが、 麺に添えられているカボスを絞ると、 サッパリしたりします。 だから、このメニューならではの楽しみ方もできますね。 麺は、ゴムのように歯切れの悪い弾力です。 なかなか美味しい一杯でしたが、 麺を変えて欲しいなと。

こちらは冷やしです。 ハッキリ言ってそば。 ざるそば等のつゆのような味のスープが用いられています。 節の味も強いですしね。 ピリ辛に味つけされているバラ肉や、 添えられたカボスがアクセント。 しかし、カボスを絞るためには手をスープで汚さなくてはいけないのが難。

今年の５月５日のイベントで、拉麺戦隊東葛�Xなんていうラーメン店が出ましたけど、 このメニューも同じノリですよね。 黄レンジャーと言えば大抵の方は分かると思いますが、 子供用番組ヒーロー五人組の５レンジャーの一員ですね。 赤いユニフォームを着るのがリーダーで、その他に、青・緑・黄・桃がいました。 で、黄色のユニフォームを着るのが黄レンジャーで、 ５レンジャー放送以来、黄色のユニフォームを着るヒーローの大好物と言えば、カレーだったと思います。 と言う訳で、このメニューはカレー味のラーメン。 カレーヌードルのような良い意味でチープなカレーの風味があり、 その奥には節のダシが濃厚に潜んでいました。 べたつくほどダシが取れているガツンとくるスープでしたね。 なお、週刊現代の企画により誕生したメニューで、 ２００３年の８月２２日から２９日までの限定メニューでした。 ところで、上に書いたように赤レンジャーはリーダー、 黄レンジャーはカレー好き。 青レンジャーはリーダー補佐で、桃レンジャーは女性というかんじで、 それぞれの役割があるように思うけど、緑レンジャーって？ なんか存在感がない気がする。

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