京紫 灯花繚乱@四谷三丁目
京紫 灯花繚乱@四谷三丁目
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住所 | 東京都新宿区四谷4-7 | |
TEL | 不明 | |
営業時間 | 11:00〜21:00 | |
休日 | 無休 | |
オープン日 | 2016年11月17日 |
「塩つけ麺 灯花」「鯛塩そば 灯花」に続く系列3店舗目。 1店舗目、2店舗目に比べて3倍くらい客数はあるんじゃないかな。 カウンターだけではなくテーブル席も用意されている。 屋号の「京紫」は京都の醤油を使用していることを表わしていて、 灯花初となる醤油の店舗。 また、「灯花繚乱」は、様々な花が美しく咲き乱れるという意味の百花繚乱をヒントにつけたんだそうです。
本日初日に行ってきました! 店の顔である看板はドデカイ。 田中商店のようなデザインの看板ですね。 同じ会社が手掛けていたりするのかな? さてさて、何故初日から行ったかというと、 そりゃ当然ワクワク期待したからであります。 元々、「灯花」は美味しいなと思っていたのですが、 東京ラーメンショー2016で食べた、主に「灯花」が手掛けているラーメンがそりゃ美味しくて、 こんなラーメンを作る人の新しい味ならば直ぐに食べに行きたいと思い、いてもたってもいられなくて。 そもそもラーメンショーでは鯛や塩だったので全然物が違いますが、流石川瀬さん。 これもめちゃくちゃうまい。 かつおダシの引き方はもちろんのこと、 特筆すべきは動物ダシでしょうね。 美味しいなと思わせる和のテイストに旨味を重ねる動物系。 最近は透明度の高いキリッとしたスープも多く見られますが、 ここはあえてその方向を狙わなかったということでしょうね。 郷愁があるというか琴線に触れるというか、 もう、難しく考えずに美味しいと思わせる味。 とても素晴らしいバランス感覚を感じます。 麺も京都にこだわって「棣鄂」だそうです。 この麺、とても面白いんだよなぁ。 柔らかな中細麺だけれどもモチっとしてて、前半は一本芯がある食感。 マニアな麺というか変態な麺というか、このチョイスが実に面白い。 この麺は、食べた人にどのような受け入れられ方をするんだろうなぁ。 実に美味しい一杯でした。
普段、担々麺はあまり食べないのですが、 拘って作ったようなので、こちらも連食。 メニュー名通り山椒が香る、芝麻醤の担々麺。 スープを飲んだ瞬間に度肝を抜かれました。 芝麻醤と醤油スープにギャップがない!!! 担々麺って醤油スープを芝麻醤が覆っていて、飲むとそれぞれが分離しているのが良くありますよね。 分離しないとすればスープ全体の濃度が上がっているタイプ。 私はその一体感の無さがどうも理解できないでいたのですが、 ここのは濃度を上げていないタイプにも関わらずベースのスープと芝麻醤とが物凄く一体となっている。 スープのダシの濃さがいいでしょうね。 あとは塩分濃度をあげたことが一体感を生み出しているんだろうなぁ。 こういう担々麺を作ろうと思ったことに、もう驚きは半端ない。 求める方向性に感動した! あとは、塩分濃度が痛くはないんだけどスープを全て飲むのには高いので、 そこを下げつついかに一体感を生み出すかが課題だろうなぁ。 とてもいいんだけど。 麺は細麺でコリコリした食感を持ってきています。 棣鄂っすね!