中華蕎麦 とみ田@松戸
中華蕎麦 とみ田@松戸

中華蕎麦 とみ田@松戸

住所千葉県松戸市松戸1339
TEL047-368-8860
営業時間11-19
休日水曜
大黒屋本舗の店長だった冨田氏がこうじグループから独立して始めた店。 オープン早々から行列店となり、 壁に沿って列を作るのがお約束。 と、その前に食券を買ってから最後尾につくシステムになっています。 初訪問者には分かりにくいですが。 客が来る度にシステムを教えてたので能率悪く感じてしまった。 ちなみに、店員さんに「オススメは?」と伺ったところ、 温かいのが良ければ「中華そば」で、 冷たいのが良ければ「つけ麺」との答え。 そりゃそうだ(苦笑)。 冨田氏は若いですが、 店名の「中華そば」を「中華蕎麦」とするとは 渋いですな〜。


中華そば 注文品:中華そば¥650
訪問日:2006年12月17日
「中華そば」の食券を買って列の最後尾へ。 少しずつ列が進み、入口前のイスに座ったら懐かしい香りが漂ってきた。 「べんてん」だ! 店内に入ると「べんてん」臭ではなくなっていたが。 店内で食べている人を見渡すと 「つけ麺」注文の方が多く感じました。 冨田氏に手を合わせて拝まれながら中華そばを渡された後、 スープを一口啜るとギャフン!じゃなかった魚粉! かつて魚粉がラーメンに登場したときに、 その舌触りの悪さに苦言を呈する向きもあったが、 それとは激しく逆行する構え。 スープの中全体に魚粉が漂っていて、 時にはダシスープではなくてミキシングしたスープではと思わせる舌触り。 「六厘舎@大崎」と共に、魚粉系拡大の旗頭。 一般家庭用の料理本でも魚粉使用に特化したものが少し前に出版されたので、 料理として当たり前になりつつあるのかな。 そして魚粉以外のスープに焦点を当てると、 一昼夜で作られるスタイリッシュなものではなく、 蓄積されたような旨味がある。 呼び戻し方式でガツガツ煮込んでいるんじゃないかな。 だいぶ酸化していたように感じたし。 「ごちそうさま」と言ったときに見せた冨田氏の表情から思うに、 状態が良くなかったのかな? でも、ワイルドスタイルなので「それを含めてうちの味だ!」 と言われれば納得させられちゃうものがある。 今後の進化が楽しみだ〜。

HOME