ＴＥＴＳＵ＠千駄木 ＴＥＴＳＵ＠千駄木

屋号は店主の名前からとったみたいですね。 店は有名店「神名備」の斜め右向かいにあります。 通常の麺は三河屋製麺にお願いし、 強麺は浅草開化楼にお願いしているようです。 麺を冷やすつけめんと、釜あげのあつもりとを両方楽しめる 「つけあつ」というメニューがあるのは面白い。 それらの拘りにも現れているように、 つけ麺を売りにしている店です。

埼玉文化の魚粉が徐々に東京にも入ってきて、 その文化を「六厘舎＠大崎」が大々的にコマーシャルした感がありますが、 ココ「哲」も魚粉使いの店です。 「六厘舎」のように海苔にこそ乗っていませんが、 つけ汁には山盛りの魚粉が盛られています。 甘いスープに魚粉のインパクト。 美味しいです。 強麺は、そばのつなぎ用強力粉のオーションで作ったワッシワシと食べ応えある麺。 この麺に対しては少しスープの乗りが悪いですね。 印象が麺ばかりになってしまいます。 でも嫌いじゃないな。 ぽっぽっ屋の麺といい、オーションが好きなのかも。

スープ割りをしたら出されました。 つけ麺を否定する意見の中に必ず入る温度問題。 焼き石をつけ汁に入れてアツアツ復活作戦です。 ただ、スープ割りの際に出すんだと殆どパフォーマンスだけになっちゃいますね。 スープ割りをすればアツアツの店はいくらでもあるので。 最初から焼き石を入れている「生粋＠池袋」スタイルではなく、 途中で入れるスタイルを活かすならば、 温度が冷めてくる途中で下さいと言うのがいいですかね。

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