志奈そば 田なか second＠末広町 志奈そば 田なか second＠末広町

メニュー名となっている“アジ”の煮干しってのがポイントなんでしょうね〜。 塩味よりもダシの濃さが上回る。 煮干しで同じくらいダシをとったら塩味が立ってしまいそう。 麺に対してスープが少なめな気もしたが、濃いダシが麺に乗りまくって一心不乱に食べたくなる。 細い平麺というのも食べ手にスピードを与えていいですなぁ。 これ美味い！ アジ煮干しは九十九里産、内房産黄金アジ、鴨川産ムロアジ、ノルウェー産真アジと多種に及ぶが、その他にも大山鶏を軸に片口鰯、潤目鰯、日高昆布、真昆布、干し椎茸を使っているそうです。 麺は北海道産ゆめちからとイタリア産デュラムセモリナを使っているとのこと。 スープからはイタリアの風を感じなかったが、パツっとした食感を求めてデュラムを使ったようです。

店の説明書きでは「塩ダレソースは、シチリア産のアンチョビを使用、当店のアンチョビソースは、バーニャカウダーソース風にまろやかに食べやすく仕上げてますので、アンチョビが苦手な方でも、食べやすく作りました」とある。 塩味を連想させるアンチョビをメニュー名に取り入れているが、説明書きにもあるようにバーニャカウダ風まぜそばと言った方がイメージは近い。 だって、そもそもバーニャカウダにはアンチョビを使うもん。 でも、塩味であることを強く言いたかったんでしょうね。 ニンニク臭くもなくオイリーでもないマイルドなバーニャカウダ風ソース。 牛乳でしっかりとニンニクの臭いをとって、生クリームで伸ばしたのかな？ ソースがタリアテッレ幅のモチッとした麺に絡んで美味いっす。

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