大勝軒＠高田馬場 大勝軒＠高田馬場

大勝軒＠東池袋の流れを汲む店です。 店員募集の張り紙に「富士見台」の文字があったので、 大勝軒＠富士見台の弟子にあたるのかな？ 看板は、黒地に白い文字で「特製もりそば 大勝軒」と書かれています。 黒地に白文字なので「元祖一条流がんこ」を連想してしまうのですが・・・。 店内には、奥に長いカウンターがあり、入り口近くには券売機が用意されています。 なお、冷水機も、入り口近くにあるため、 席につく前にコップに水を入れていった方がいいかと思います。 メニューには、「もりとろろ」なるものがありました。 ２００３年４月１０日にオープンです。 麺の量は、普通盛りでも４４０ｇだそうです。

「特製」が冠してありますが、これが１番シンプルな、もりそば（つけ麺）。 相変わらず、大勝軒＠東池袋系列は同じ丼ですね〜（笑）。 まずは、麺を２口、３口、、、。 少々粘りのあるモッチリタイプですね。 大勝軒全般の、つるつるした丸麺ではありませんでした。 麺の表面がでこぼこしていました。 つけ汁は、酸味がかなり主導権を握っています。 で、砂糖があるので甘酸っぱいと。 それに対して、動物系のダシが弱いですねぇ。 ダシの弱さを補うために、酢等の調味料に頼っている感があります。 好きな部類なのだが、並びたいとは思わないな。 これならば、断然べんてん。 初日で比べたら可哀想だろうけど。 で、酸味が強いおかげで良くなっていると思われるのが麺の風味。 隠し味という文字からは違和感を覚えるが、 酸味の効果で、麺の甘みが引き出されています。 これがかなりいいね。 小麦の香りが素直に漂っています。 攻撃的でなく、広がりをもって。 微妙に柔らかめだったけど、この風味を出すためならばＯＫっす。

卓上に「魚の粉」が入った瓶が置かれていました。 今回のスープは、調味料に頼った平坦な味でしたが、 安易とは言え、「魚の粉」を入れるとそれなりに味が広がりますね。 但し、入れる量に対する効果は薄いかと。 そこに溜まりやすいので少量じゃあまり変化した気にならない。 かといって調子にのって入れまくると魚くさい・・・。 煮干しメインの魚粉ですかね。 あと、チャーシューって短冊状でしたっけ？ まえは大判タイプだったような・・・。

ダシは出てきているけど砂糖が強いなぁ・・・。

特製もりそばの釜揚げバージョンです。 見た目は変わらないですね。 釜揚げされた麺は表面が乾いてくっつきやすくなっていますが、 もともとツルツルの麺なので、 互いにくっついて食べにくいって程ではありませんでした。 とてもつけ汁が熱々に感じますね。 つけ麺形式でも体を温めることができました。 ここのもりそばは、安心して食べられる味ですね。

依然食べた印象だと、つけ汁の動物系ダシが弱いように感じたので、 力強さを与えられないかと思い、チャーシューをトッピングしてみました。 このチャーシューはパサついたものなので、 動物系ダシにはあまり影響しなかったのではないかとは思うのですが、 以前よりも多少動物系のダシが出ているようです。 そして、鰹節が強くなっています。 いい方向に変わりましたね。 スープ割をすると鰹節の香りがいい感じです。 しかし、気になったのは麺。 更に柔らかくなっているように感じました。 さすがに硬めで注文したくなった。 で、麺箱の木の香りが麺に移ってしまっているっぽい。 ハッキリと木の香りが感じられました。

以前よりも麺が固く茹でられるようになったんだね。 つけ汁は、酸味が強かったけど、とろろとの相性が良いのでさほど気にならない。 とろろのとろみは麺に良く絡むね。 普段と同じ量くらいの麺を口に含んでも、 とろろによってかなりボリュームを感じる。 卵の白身のような面白い食感だね。

特別新しいことは感じなかったけど、 相変わらず量が多いね。 男の人でも並盛りがきつい人は多そう。

しょっぱい方向に変わってますね。

写真は麺少な目です。 普通に、麺少なめと言うと３００ｇくらいになるそうです。 ３５０ｇ等でも言えばできるとのことなので、 ノーマルな量の４４０ｇよりも少なければ調整は自由って感じだと思います。 とろろによる影響なのか、いつもよりも酸味が強く感じました。 青海苔がトッピングされていました。

もしかしたら、大勝軒系で初めてつけ麺以外を頼んだかもしれないです。 煮干しと節が共に効いていました。 まぁ、豚骨も出ていたように思います。 だけどなんか物足りないんですよね。 その物足りなさを打ち消そうと考えているかのように、 化学調味料で味を調えている感じ。 そんな悪いわけでもないとは思うのですが、何かが違う。 肉の旨味が感じられないのかも。 挽き肉はあまり使っていないのかな？ なお煮干しはチョットえぐみっぽい感じが出ているように思いましたね。 麺は旨いんだけどな。

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