麺道しゅはり＠六甲道 麺道しゅはり＠六甲道

屋号の「しゅはり」を漢字で表すと「守破離」みたいですね。 店主の服にはとはこの文字が印刷されていました。 これは剣道でよく使う言葉らしいですが、 もとは茶道の言葉で伝統を受け継ぐ際の教えだったようです。 その意味は柔道の「心技体」のように１文字ずつに込められており、 「守」は師匠の教えを忠実に守り、 「破」は身につけた技術を応用して自分の型を模索し、 「離」は模索した型を洗練させて自分の型を創りあげる ということだそうです。 しゅはりさんはどこかで修行したのかな？ なお、店は人気店ながらこじんまりしています。 開店前から待っていたため、 帰り際に「大変お待たせしてすいませんでした」と声を掛けてくれた。 開店前から待っていたのはこっちの自由なのに嬉しい接客。 その接客のような丁寧な姿勢はラーメン作りや味にも出てました。 例えば同一ロット内における複数杯の作り方。 各杯の味ムラが抑えられるよう、 手鍋で温められたスープを交互に２・３回に分けて注ぐのは目にするが、 ここはその分け方が細かかった。 ５・６回は分けてたかなぁ。 食べる前から「おーっ」と思わされた。 さて、看板メニューは、まさに表の看板に大きく書かれている 「潮らあめん」です。
ＰＳ．トイレの色紙より　「心が変われば行動も変わる　行動が変われば習慣も変わる　 習慣が変われば人格も変わる　人格が変われば運命も変わる」

限定の海老わんたん入りにも惹かれたが、 魚介風味がわんたんの茹で湯で薄まるのが嫌だったので、 看板メニューの潮らあめんに追加トッピングをしないでシンプルに注文。 いや〜このラーメン、とても美味しい。 作り方を見ていて期待が高まっていたが、 それを裏切ることないラーメンだった。 じんわりと魚介の旨味が乗っており、 ミネラルを感じる塩の丁度いいこと。 そして、なんとなく関西っぽい塩ラーメンに仕上がってますね。 ここらへんは食べ歩きの醍醐味だなぁ〜。 香りもいいし、満足満足。

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