麺や 青雲志＠権現前 麺や 青雲志＠権現前

スープに原価が掛かり過ぎる為、基本のらぁ麺・つけ麺にはトッピングがつかないとのこと。 なので、トッピングが付く特製で注文したのだが、 それでも、スープの香りをまず楽しんで欲しいからと素らぁ麺先出しで、 トッピングは後出しの拘りよう。 スープを一口飲んでその拘りに激しく納得。 豊潤な牡蠣煮干しの香りと柔らかい味わいの醤油タレの旨さ。 何故この地で？と思わせるハイレベルな一杯。 関東のトップクラスと決して遜色ない。 店内に大量に飾られているラーメン店のショップカードを見れば、 店主が関東のラーメン店を相当食べたマニアなことは一目瞭然。 恐らく、その経験から表現したいラーメンが沢山あるのでしょう。 ビックリするくらい多くのメニューがあり、 また、それぞれのメニューに全身全霊を捧げているのか、 例えばこのメニューなんてたったの限定４食。 人気で常に訪れるお客さんに早く提供するため、 営業分のタレは全てドンブリにセットされている。 当然ながらスペースは必要だが、 店を広くできるからこそ出来るこの土地ならではの芸当ですね。 また、２時間に１本しか走っていない折り返しの電車に乗るために少し早いペースで食べたら、 帰り際に店主のお父さんから「もっとゆっくり食べてもらえんかのぉ」と言われてしまった。 お母さんも含め、家族３人で切り盛りしていたが、息子さんのらぁ麺を愛しているんでしょうね。 私としても時間を気にして食べたのはもったいなかったです。 この地に滞在できる時間は６２分。 駅から店までは徒歩１０分程度。待ち客が居て、２０分くらい待ちましたからねぇ。 トッピングを注文されるのはもしかしたら不本意かもしれません。 だけど、トッピング、特にチャーシューも美味しいですよ。 恐らく低温調理ではないですかね。 まぁ、私もスープと麺だけが好きなラーメン好きなので気持ちが分かります。 以前、私の名前を冠したラーメンを限定でラーメン店に作っていただいたことがありますが、 スープと麺だけの素らーめんで企画しました。

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