青春堂＠天神橋筋六丁目 青春堂＠天神橋筋六丁目

１週間前にオープンした店。 営業日は水木金のみなので、まだ営業４日目。 しかも、営業時間が２２時から２５時までと、関西圏外在住の者にとってはハードルが高い。 かつて同じ場所で昼だけ「ぬんぽこ」をやられていた芦田さんが、飲み屋営業の後にやる夜泣きそば専門店なんだそうです。 麺メニューは「みそらぁめん」の１種類のみ。 味噌といっても、味噌の味は強くなく、ベースの鶏白湯の旨味調整のような塩梅。 鶏白湯の飲みやすい濃さといい、絶妙なバランス。 麺は、１５番１６０ｇで、西内製麺所というところに依頼しているとのこと。 最初の一口二口はぽくっとした歯ごたえがあったのだが、直ぐにスープに馴染んでしなやかになり、そこからは安定してスープと馴染んだ。 一気に柔らかくなりすぎるか？ と思ったのだけど留まるところが面白い。 で、特筆すべきは香りの使い方。 ややもすると単調になってしまう鶏白湯や味噌の味に薬味の香りで動きを与え、セロリや三つ葉や香草などで香りの的を絞らせない。 そして何と言っても香りの秘密兵器、自家製「神のラー油」。 スパイシーな香りで、作る空間がとても広い。 これ、ラー油というと語弊がある。 辛さに特徴があるのではなく、複雑な香りが特徴の油。 口の広い丼を使うことで香り油が広がり、麺を食べても油を一気に絡め取ることがなく、最後まで複雑香が持続する。 なお、チャーシューは弾力がある大判がドンっと乗っています。 飲んだ後の〆にするには、ボリューミーな一杯。

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