セアブラノ神@四条大宮
セアブラノ神@四条大宮

セアブラノ神@四条大宮

住所京都府京都市中京区壬生相合町25-4
TEL080-3119-8558
営業時間11:30-14:30、18:00-22:00
休日第3日曜、水曜の夜の部


背脂煮干しそば+鬼脂 注文品:背脂煮干しそば+鬼脂¥700+100
訪問日:2014年10月5日
背脂の神。。。この神は邪神に違いない。 「背脂旨いぞ、背脂旨いぞ」と、悪魔の囁きが聞こえる。。。 さて、この店は、「杭州飯店」をはじめとする、新潟の燕三条系ラーメンを出す店。 関西で燕三条系は貴重な店だが、その特徴の一つである煮干しを効かせた味というのも、京都では珍しいので注目されたようです。 大阪には「玉五郎@天満」の系列があるので、煮干しが珍しい気もしませんけどね。
「背脂煮干しそば」注文。 麺は中太麺と太麺のどちらかを選べたので太麺を選択。 脂の量は、少脂、標準、大脂、鬼脂から選べたので鬼脂を選択。 燕三条系は、極太麺、濃い醤油味、煮干し風味、背脂が特徴。 力仕事の工場従業員に出前するために味を濃い目にし、伸びないように麺を太くし、冷めないように背脂でスープに蓋をしたというのが始まりなんだそうです。 なので、どうせ選べるのであれば、その特徴を強くしたいので太麺と鬼脂を選択したというわけ。 麺は太麺というほどは太くなかったが、硬めに茹でられ、噛みごたえがあるので見た目よりも太く感じます。 鬼脂のインパクトに負けていない。 背脂は弾力があってこれ自体がトッピングのよう。 一部、杏仁豆腐と呼べるような1cm角程度の背脂の塊もありました。 後半は溶けて柔らかくなってしまいますが、その分、スープにコクが加わりますね。 注目された煮干しも脂でスポイルされることなくしっかりと効いています。 店主は燕三条で修行したわけではなく参考にして自分なりに作ったようです。 そのせいか、現地の特徴の一つである月潟村産の生醤油っぽさがなくて、タレがマイルドに感じます。 でも、さすがに鬼脂はやりすぎでしたね。 反省(笑)。
ちなみに、締めご飯がある「まぜそば」も気になりました。 だって、「まぜそば」で締めご飯って、名古屋の台湾まぜそばをリスペクトじゃないですか!

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