さんしょの木＠新宿御苑前 さんしょの木＠新宿御苑前

息子が注文したこちらのメニューを味見させてもらった。 魚介の旨味を水分に押し込んだ分厚いスープ。 試食会の時とは味が変わってる。 唯一の「さんしょの木」らしさの木の芽も乗っていない。

これ、つけ汁いらねぇ！ 麺にかかっている肉の餡だけで美味い！ つけ麺は冷盛りがポリシーの私だが、これは和えそばだけで食べて満足なレベル。 故に熱盛りの方がいいに違いない。

始めにお断りしておきます。 この感想は、無料試食会によるものです（うどんが主食爆）。 招待されたのは評論をする人ではなく、せたが屋グループで年間５０杯以上食べてプレミアムグリーンカードを贈られた熱烈なファン。 プレミアムグリーンカード所有者への特典としてプレオープン無料招待のハガキが届きました。 なので、店側と客側の距離は近くなく、通常営業のように、みんな静かにやってきて、静かに食べて帰っていきます。 いずれの方々も、せたが屋グループの猛者どもなんだなとこちらは思いつつ。 夕方オープン時間の18時に着くと、外には待ちがなく、既にお客さんは店内へ。 8割くらいの入りでしょうか。 みなさん静かに座ってられます。 スタッフは、ホール担当に男性一人、厨房のセンターに男性一人、そして向かって左手にチャーシューを切っている桃の木元店長の柚原さん。 桃の木の閉店は柚原さんの独立かと思っていたのでいらっしゃって正直ビックリ。 ご懐妊だったんですね。 産休に伴い、女性店員のみというコンセプトの桃の木は閉店。 しかし、屋号に名残が残りました。 驚き、桃の木、山椒の木。 ラーメンは、低温チャーシューや紫玉ねぎの乗るシンプルながら今風なビジュアル。 せたが屋の作るこのビジュアルだからどんな味だろうと興味津々でスープを一口啜ると、、、ウマッ！！ ほら、こういうビジュアルって今風だと鶏と煮干しとかだったりするじゃないですか。 でも、これは肉の旨味！ そして醤油の美味しさ！ きっとベースで野菜の旨味が支えているに違いない。 今あえてこのシンプルで攻めて、しかも美味いってのは、さすがせたが屋グループの底力。 屋号の特徴となった山椒の存在は基本的に木の芽のみ。 他には卓上に山椒のミルが用意されています。

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