三代目けいすけ@立川
三代目けいすけ@立川

三代目けいすけ@立川

住所東京都立川市柴崎町3-6-2 アレアレア2の3階
TEL042-522-1450
営業時間11-23:30
休日無休
本郷三丁目の初代、 高田馬場の二代目に続いてオープンした「けいすけ」の三代目です。 各店舗でコンセプトは異なっており、 この店舗では「紅香油(くれないこうゆ)」というのをコンセプトに掲げております。 以下は、お店オススメの紅香油ラーメンのおいしい食べ方です。
@箸にはさまっているバジルをラーメンに入れる。 すると、箸からバジルの香りが・・・。
A一口スープをすする。 エシャロットやバジルの香油がう〜んうまい!
B一気にラーメンを食す。
C余ったスープにガーリックトーストを入れガシガシ潰す。 よく混ぜたら蓮華でスープを食べる感じで・・・。


※期間終了につき退館しました。


紅香油ラーメン+炙りサーモン 注文品:紅香油ラーメン+炙りサーモン¥1070
訪問日:2006年12月29日
店を訪れるのに先立って「とらさんRADIO」で収録されていた 「三代目けいすけの食べ方」を聞きながらの移動。 その「とらさんRADIO」で紹介されていた 「紅香油ラーメン+炙りサーモン」を注文しました。 ほどなくして注文したものが到着。 まずは何から書きましょうか。 見た目からかな。 あまりにもネタが転がっていて困ってしまいます。 その見た目ですが、まず、 基本のラーメン丼とガーリックトースト、 そしてトッピングした炙りサーモン。 ラーメン丼は淵近くに1か所丸い穴が開いている珍しいもの。 静岡のラーメン本で見たことがある丼ですが、 穴は思っていたよりも小さかった。 その穴の反対側の淵から穴へと割り箸が橋渡しでセットされています。 割り箸の中央より少し先端側にはバジルが挟んでありました。 後ほど書きますが、スープが洋風なこともあり、 箸にバジルの香りを移すためなんだそうです。 しかも、挟んだ辺りが麺を食べる際に鼻に近付く部分だという繊細な計算。 器の形状が変われば立ち込める香りの表情も変わるので丼もラーメンの一部ですが、 ここは割り箸にさえもその考え方を適応。 割り箸のスタイリッシュな提供方法を考えることで穴開き丼の奇抜さを必要性にすり替えています。 サプライズを用意する「けいすけ」を色ものに見せなくする工夫の表れでしょうね。 次にガーリックトースト。 これは麺を食べ終えたスープにぶち込むためのトースト。 初代・二代目はライスを貰えますが、三代目はパンときました。 本当はマナー違反と聞いたことがありますが、 コース料理のソースをパンに付けて最後まで楽しんだりしますよね。 そんな感覚なのかな? そして、トッピングした炙りサーモンは二代目で使われている 大きなレンゲに乗せて提供されました。 見た目だけでもいろいろありましたが味も普通ではありません。 先ほど書いたように洋風です。 最も特徴的なのが「紅香油」の「紅」が表す部分。 これはトマトの赤さを表現したものだそうです。 イタリアントマトを使ったスープで、 トマトの酸味を取り除く工夫をしたとのこと。 酸味を取り除く工夫ゆえかトマトの味がスープから浮いておらず、 馴染みが良いです。 そして「紅香油」の「香油」が意味するのはエシャロットやバジルで作った油。 香味野菜にはセロリを使っていますかね。 イタリアンテイストなので、 もっと幅広くてツルツルした麺がいいなぁ なんてパスタの土俵で考えてしまったこともありましたが、 決してパスタではないんですよね。 トマトの馴染みによってラーメンの範疇に感じさせる上手さが出ているかなぁ。 あと、ブイヤベースをイメージして魚介を取り入れたとのこと。 なお、トマトを使っているとのことで関西の「五大力」や「麻悟」、 ブイヤベースとのことで船堀にあった「CPラーメン」を連想しますが、全くの別物です。 それはさておき、麺を食べ終わった後にスープに入れるトーストには アイオリソースが乗っています。 これをスープに入れるとアイオリソースの脂肪分が広がり、 疑似的に白濁したスープの旨味のようになりました。 とにかくネタの仕込みが多い一杯。 賛否両論あると思いますので自ら判断しに食べに行ってみたらいかがでしょうか。

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