ラーメン和尚＠国分寺 ラーメン和尚＠国分寺

もともと中神で出前専門店として営んでいたそうですが、 店内でもラーメンを出すようになり、 その店内限定メニューが魚介を使ったラーメンだったそうです。 そして、その店舗の契約切れを機に、 移転して出前をやめラーメン専門店へと変貌をとげたとのこと。 そしてブレイク。 なかなか珍しい経歴ですよね。 そして店の特徴となったのはステンレスによる調理法。 ラーメンの提供前にアツアツになったステンレスの塊をスープに入れ、 最後のエグミ抜きをするそうです。

「孫市」の後に訪問。 「孫市」で並ぶってことを想定していなかったので、 「和尚」に着くのが昼営業の終わりでギリギリ滑り込み。 店の案内では平日は中休みありで日曜は通し営業。 では、この時に訪れた「土曜は？」と思っていたのだが平日に準じているのね。 「孫市」からタクシーを使った甲斐があった。 店に入りメニューを見ると塩味と醤油味とがあった。 どちらを食べようか迷って店主にオススメを伺ったところ 「塩も醤油もどちらもオススメとしてやらしてもらっています」との答え。 迷っているから聞いているのにこれじゃ参考にならない苛立ちが生まれたが、 ならばとメニュー最初に書かれていた「塩ラーメン」を注文。 和尚名物ステンレス投入のジューという音を聞きながら待ちました。 店内入って左側に座ったため、投入シーンを見ることは出来なかったが、 右側ならば見えるんじゃないかな？ スープはミルキーではなくサラーッとした動物ダシに魚の風味が加わったもの。 ややもすると一時代前のアッサリとした動物魚介系のような、 単調に感じてしまいそうなものなのだが、 明らかに異なるのはミネラル感。 塩の甘みを含め、タレの幅ある複雑感がいい。 単調だなんて言ったら怒られちゃう。 良く作り込んでいるなと関心させられた一杯。 塩の方が面白そうだからこちらを注文して良かったと思ったが実際はどうですかね。

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