野さ@神保町
野さ@神保町

野さ@神保町

住所東京都千代田区神田神保町2-4-11
TEL03-3237-7740
営業時間11:30-15、17:30-20・土-14
休日日祝
カピパラ@学芸大学は、 オーブンで焼いた煮干の頭を茹で湯に入れ、 麺に、茹でながら味を付けていた。 この店はなんと、茹で湯に入れた醤油だしで味をつけているそうです。 お湯の蒸発を最小限にするために、 茹で湯は2つ用意し、 下茹でした麺を、醤油だれ入りの茹で湯に入れて再度茹でるとのこと。 茹でている時に麺に味をつけるのは珍しいが、 カピパラのほかにも例はあるね。 鹿児島のどこの店だかは忘れたが、 下茹でした麺を、一杯分のスープが入った小鍋の中で茹でてから、 そのスープごと丼に移す店や、 高知の鍋焼きラーメンだって、 火がかかっている状態の土鍋の中に麺をセットするから、 茹でているようなもんだね。 でも、かなりレアなスタイルであることは間違いない。 この店のもう1つの特徴はワサビ。 ワサビを具に選んだのは、 店主が信州で育ったため、 小さい頃から親しみのある食材だからなんだって。
野さらーめん 注文品:野さらーめん¥680
訪問日:2003年4月10日
「鶏がらベースのスープに、 じっくり炒めた玉葱と醤油だしで茹であげた味付け麺を合わせました。 特製チャーシューと葱のやくみが、味をいっそう引きたてます。」 とのことです。 店の紹介のところでも書きましたが、 醤油だしで麺を茹でるってのが目を引くのですが、 ラーメンが提供されたときに、 何よりも主張しているのがワサビの葉の香り。 比較的近くに店を構える「きび@淡路町(小川町)」や、 深大寺の名店「たけちゃんにぼしらぁ麺@調布」でも、 ワサビを使うことはありますが、 それらで提供されるラーメンに入っているワサビに比べて遥かに突出しています。 ラーメンのバランスを考えるというよりも、 ワサビ好きに、分かりやすくワサビを楽しんでもらうような一杯です。 そういう私はワサビ好き(笑)。 かと言え、味のメインは鶏のダシ。 鶏の柔らかみのある旨みをきれいに引き出しており、 口当たりソフト、かつ、旨み豊富です。 白濁させてダシを取ったときのような旨みのニュアンスが伝わってきます。 このダシは美味しいけれども、それだけで勝負するにはインパクトが弱いかも。 だけど、ワサビのインパクトは強い。 おかげで、バッチリ印象に残った(笑)。

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