二代目けいすけ@高田馬場
二代目けいすけ@高田馬場
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住所 | 東京都新宿区高田馬場2-14-3 |
TEL | 03-3207-9997 |
営業時間 | 11-25:30(日祝23) |
休日 | 無休 |
本郷三丁目にある「初代けいすけ」に続いて竹田敬介さんがオープンさせた店。 以前は、蕎麦や天ぷら丼をワンコイン程度で出す店だった場所。 うなぎの寝床のような細長い店内です。 この店の特徴は海老! と言いたいところだが丼の形状が独特〜。
公園の砂場にでもありそうなオブジェ調のドンブリ。 そういえば、似たデザインのイスが販売されていますね。 このドンブリは特注かなぁ。 さてと、まずはスープを飲もうとレンゲを麺の下から引き出して、 ってやってると現れたのはレンゲの大きなすくう部分! マギー審司もびっくりの大きくなっちゃったですよ。 びっくりした〜。 ニンニクや揚げ玉葱の風味で食を誘われるが、 ベースとなるダシが分厚いので安易な印象は皆無。 美味しいっす。
海老そばは斜めに切られたボール型器で出されて驚いたが、 つけそばに使われる器も奇抜。写真では分かりにくいが、 麺が盛られている皿は傾いています。 そして、つけ汁の器は持つ所が付いているカップ型。 つけ汁の器を持って食べる人がいるならば 持ちやすい器にしてしまおうという発想のようです。 そう言われると普段持たない私も持ちたくなっちゃう。 但し、その反面として麺を浸しにくかったですが。。。 味の方は最初は海老が分かりにくいなと思っていたのですが、 スープが減って底の方に行くにつれて海老風味がかなり出てきました。 麺を浸しにくかった器ですが、 その代わり撹拌もされにくくなったことにより生まれた 味のグラデーションなのですかね。 何も投入していないのに後半の方がインパクトのある珍しい構成。 また、メニューに「特」とあるのは別皿の具がつくそうです。 鶏のブロックチャーシューが単品で美味しいので、 サービスライスのおかずとして食べてしまいました。 なお、写真は大盛りです。
2008年夏期限定メニュー。 「今夏の冷やしラーメンキーワードは梅。 トマトのコンソメと南高梅のピューレを合わせ、 さっぱりしつつも旨みのあるスープが 中太のもっちりとした麺とよく絡み、 食べ応えの充分な一杯に仕上がりました。」 とのこと。 スープ表面で泡立っている梅のピューレが ラーメンぽくなくていいですね〜。 スープを口に含むファーストコンタクトが軽いです。 とは言え、酸味はしっかりとあります。 丼の下には醤油味のスープが隠れており、 味が徐々に変化します。 本当に暑い日に酸味でサクッと食べたいお味。具は水茄子・クラゲ・とびこ・鶏チャーシュー・ 大葉。 味や見た目で涼しげのある具が トッピングされていますね。 クラゲは食感の変化にもなっています。 薬味として針唐辛子・葱。 それと山葵ムースが添えられています。
メニュー名の通り、 牡蠣の旨味をスープに移したラーメン。 具にも工夫を凝らし、 牡蠣のテリーヌが乗っています。 アルコールを飛ばした白ワインを最後にかけいれる試 みに「けいすけ」らしさがあります。 〆の雑炊セット付き。 個人的なヒットは麺。
2007年の秋限定メニュー。 すっぽんのダシどころか、すっぽん料理も食べたことがないので、 すっぽんじたいが始めての経験。 なので、すっぽんのダシがどれほど出ているのかを判断できる材料を持ち合わせていないが、 実際飲んでみて、今までに経験したことがないダシだったことは確か。 ほわっと膨らむ風味のあるスッキリダシ。 それに比べて麺は強いが、 スープの旨味じたいはしっかりしてます。
夏限定メニューです。昨年のは食べてませんが、2年目の改良を加えたのでneoなんでしょうね。4つの味が楽しめるということで、次のように食べ方が書かれていました。
@まずはそのまま・・・。
A次に爽やか透明すーぷを。
B少し辛味のあるムースはお好みで量を調整してください。
C最後にレモンを絞ってさっぱりとどうぞ。
@の通りそのまま食べると、 メニュー名通りの海老の香りが豊富に鼻を刺激します。 盛られているのはオクラ・茗荷・ヤングコーン・ズッキーニ・ナスのピクルスなど。 カリカリベーコンもありましたね。 そして、Aの透明スープには驚いた。 透明だけどトマトのエキスでしょ。 これがいわゆる三代目で用いている技術なのかな? そして、 Bのムースを投入。 ピリリと辛いムースで何か柑橘系を混ぜているのか意外とさっぱり感が出ていました。 でも、それより先にラーメンにムースってのが違和感があった(笑)。 そしてシメにCのレモン。 いろいろ考えますなぁ〜。
まずは小さなレンゲに乗った辛味ジュレを渡され、 それからラーメン登場。 ジュレも球体、味噌の丼も球体ですね。 このラーメン美味しかったし勉強になった。 最初は甘みのある味噌をベースにフワッと立ち込める甲殻類の香り。 それだけでも美味しいなと思うのだが、 その後の七変化ぶりが素晴らしい。 甲殻類に鼻が慣れた頃、 スープ表面に垂らされたニンニク油が食欲を刺激してきます。 そして、ニンニク油とキャベツと背脂のコラボが始まる。 馬場二郎が人気店であるという馬場の嗜好を考慮したのでしょうか。 そして底には細切れのゴボウがあり、 豚汁風テイストにも。 それらに加えて辛味ジュレを溶かし入れることにより 好きなタイミングで変化を与えられる。 丼がこじんまりしているため、 これらアイテムが横に広がらず縦に積層しています。 なのでラーメンを掻き混ぜずに食べるスタイルの人ならば 味の変化を楽しめると思います。 むしろ、そのように食べることをオススメします。