ラーメン むろや＠四谷三丁目 ラーメン むろや＠四谷三丁目

以前、湯一があった場所に入った店です。 確か、湯一が移転して居なくなった直後に入ったのではないように記憶しているのですが、 店内の作りを見るに居抜きかな？ 店内手前が狭くなっているように感じたけど。 客の大半はお昼時の近所のビジネスマンだそうです。 なお、化学調味料不使用とのこと。 麺は浅草開化楼に依頼。

つけ麺同様に節が効いているのですが、 味噌の味が強いので手前側に旨味の重心がありますね。 味は濃いめだが化学調味料を使わずにやっているとのことで濃さが積み重ならない。 ベースのスープに奥行きがあるので濃い味噌でも表面的になりませんね。 安心して食べられる旨さ。 つけ麺に使われる麺よりも細い麺を選んだのは興味深い。

以前の感想を確認すると全くの別物になっているようですね。 今回のは、派手な味が好まれる中、 一般的なタイプではない味噌ラーメンでありながらも 丁寧さの伝わる地味なラーメンでした。 この場合地味というのは褒め言葉です。 あえて狙っているのではないかな？ その地味な旨さが心に響きます。 店主はでしゃばらない性格なのかな？ そんな雰囲気がラーメンに現れていました。

並盛２００ｇと中盛３００ｇは同一価格。 写真は並盛です。 動物系ダシと魚介系ダシとを主張させる、 言わばメジャーなタイプ。 しかし、派手に濁らせなくとも動物系の旨味を豊富に抽出しているところなどから、 きちっとした仕事をしていることが伺える。 自然な旨味に溢れており、 この手のタイプではかなりいい線いってる。

味噌の次につけ麺を食べるのは明らかに逆順ですよね。 なので詳細な感想は避けて美味しかったとだけ書いておきます。

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