メンタツ@高輪台
メンタツ@高輪台

メンタツ@高輪台

住所東京都港区白金台2-26-13
TEL03-3443-6659
営業時間11:30-15、18-22
休日日祝
巷には、豚骨や鶏ガラ等からダシを取った動物系スープと、 鰹節や煮干等からダシを取った魚介系スープとを別々に作り、 それらをブレンドするWスープが流行っていますが、 この店のラーメンの作り方は、それらをさらに進化させたものですね。 その進化とは、丼へのスープの注ぎ方。 丼内でスープをブレンドする丼内一体型だと、 それぞれのスープの割合が微妙に異なるので1杯1杯のブレが大きくなるという理由から、 別々に作ったスープを、予め寸胴内でブレンドしておく寸胴内一体型の手法を取る店もあります。 しかし、この店は、ある意味どちらにも当てはまらない。言うなれば、丼内非一体型。 確かに、丼内にそれぞれのスープを注ぐのですが、 まずは、寸胴から取り出した動物系スープを丼に注ぎ、次に麺を入れ、チャーシュー等の具を乗せる。 そして、小鍋で温められていた魚介系スープを注ぐ。 そうすると、麺や具が互いのスープを仕切る形となり、 スープ表面側に注がれた魚介系スープの香りを存分に楽しめるとのこと。 なるほどなるほど。
正油らーめん 注文品:正油らーめん¥600
訪問日:2003年9月9日
魚介系スープを存分に楽しませたいと思うほど、 その魚介系スープには自信があるんでしょう。 使われている魚介系素材はトビウオ(アゴ)だけだそうです。 このダシがかなり旨い。 最近は、魚介系のインパクトを出す店が多く、 その手のタイプのラーメンには食傷気味なんですが、 ここのはやんわりとした落ち着きのあるダシが良く出ていて、さっぱりとしている。 確かに、この魚介系のスープを前面に出すのも頷ける。 そして、麺を食べるにつれ、 動物系スープと混ざり、徐々に味が変化していくのも楽しめる。 こりゃ塩らーめんも食べたいな。

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