マリオン＠東十条 マリオン＠東十条

有楽町のマリオンと創業した年が同じ為にこの店名になったそうだ。 親父の愛想の悪さは天下一品。 しかし、雑誌などの写真を見るとにっこりしている。 あ、偽者だ！って叫びたくなるね(笑)

ラーメンの提供の遅さも天下一品。 なぜだかなかなか作り始めないんだよね。 しかし、今回は違った。 僕が店に入ったときに既にいた客に対して、 作っているのかと思いきや、 そのお客さんたちは既に丼を下げられ、 テレビを見てくつろいでいるのだった。 めずらしく提供が早い。 びっくり。 さて、その一杯は。 熱い！表面に張った油が熱を逃がしていない。 しかし、煮干の効いたスープは旨いね。 ちぢれた麺もいい感じだね。 非常に贅沢な気分になったよ。 これで５００円もいいね。 いい意味で春木屋＠荻窪のミニチュア版。 荻窪系ラーメンと光江＠入谷みたいなあっさりしょうゆの ちょうど中間的存在。

最近はダブルスープのようにダシが綺麗に出ているラーメンに慣れちゃったんですかね。 ダシの出かたが綺麗じゃなく感じるごった煮状態。 煮干しもごり押しって感じだったなぁ・・・。 ワンタンは餡の味が濃い。 化学調味料がたくさん混ざっているって感じだったんだよなぁ・・・。

ラーメンとは雰囲気がまったく違う。 同じ店とは思えないほど。 酸味と醤油の角が攻撃的。 どちらも強烈なのだが、安っぽくは無い。 ラーメンと同じ麺を使っており、 縮れによりスープを良く絡ませる。 このおかげで酸味が強烈なんだよ〜。 醤油味はタレと言うより、醤油そのものの印象。 角を取ろうだなんて考えは微塵も感じられない。 そのためか、逆に好印象だったりする。

いろんな店のサイドメニューの中でもこれはお気に入り。 チャーシュー丼って出されると普通だが、 お寿司のようににぎられているところがなんともかわいい。 しかも美味しいしね。 味が濃くもなく薄くもなく、油も多くないがぱさぱさもしていない。 いいね。

チャーシューの脂がとてもいい感じ。 臭みが無くて、香りがいい。 タレとのマッチも感動的。 このにぎり劇旨だよ。

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