まんぼう亭＠武蔵小金井 まんぼう亭＠武蔵小金井

この店へ行くには、武蔵小金井駅北口から、 多摩霊園行きのバスに乗り、貫井坂下で下車するのが楽です。 そのバスの車内アナウンスでは、まんぼう亭の宣伝が流れていた。 宣伝料を払えばやってもらえるのだろうが、 １ラーメン店がバスで宣伝されるってのは馴染みがないね。 麺箱には富士麺研とかかれていました。

目の前がパッと明るくなって視野が開けたかのように、 目の前に出された丼からは、ふわっと若々しく軽い煮干しの香りが遊んでいる。 まるで、縄から解き放たれた犬のように無邪気さを持って。 そんな風に感じるのも広い心で包み込むかのようなスープがあるからだろうね。 香りとは逆に大人びたスープの味は、ふくよかで、 スーっと引いていく旨みで満たされており、 心地よさが残る。 綺麗な仕事がされていますね。 味・香り共に、食材の良さが引き出されている。 店主のこだわりを感じさせられるものでした。 持つと崩れるチャーシューは、 しっかりと醤油で味付されています。 麺は加水率低めといった感じで、 縮れがしっかりとスープを絡めます。 ありがちな、煮干しの香りだけを絡めるのではなく、 スープのコクもしっかりと。 多摩地区には、たけちゃんにぼしらぁ麺＠調布という煮干しの美味しい店がありますが、 そちらが京王線の雄ならば、こちらは中央線の雄といった感じですね。

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