鏡花@立川
鏡花@立川
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住所 | 東京都立川市柴崎町2-12-20 |
TEL | 042-525-3371 |
営業時間 | 11-15、17-23 |
休日 | 月曜 |
店構えからして風貌があるね。 かっこいい。 ラーメン屋とは思えないね。 店内は暗くなっており、雰囲気がいい。 麺あげをしていないときは店長自ら出迎えてくれるもの好印象。 トイレにはおしぼりが置いてある。 しかしテーブルには出されないのが謎。 店のテーマは泉鏡花の高野聖だそうな。 なんでも内装に3000万円もかかったとか? なお、毎月限定メニュー「夢」をやっています。
以前食べた今昔鶏想麺の進化系に位置付けられたラーメン。 「地鶏を主軸に計28種の厳選食材が織りなす、 透きとおったスープの鏡花代表作です。 塩と醤油をお選びいただけます。」 とのことです。 以前のと同様、複雑な旨みが多いですが、 結構いろいろ主張していますね。
「「鏡花 くれなひ店」で話題を呼んだ人気作、 コラーゲンたっぷりでクリーミーなコクの「美女の鶏こく麺」に、 とんこつと魚介のアクセントを加えた自信作です。 塩と醤油をお選びいただけます。」とのことです。 結局、「鏡花 くれなひ店」には行かずじまいだったので、 このラーメンを食べて驚きました。 澄んだスープが特徴だと思っていた鏡花が白濁スープ、 しかもコクがあって美味いんですもん。 店主町田氏は何を作っても美味いんですね〜。
釜玉って聞くとうどんのようですね。 メニュー名のように釜あげで生卵が入った油そばです。
鶏白湯ラーメンと同様の月曜限定メニュー。 大振りの器に入ったつけ汁と共に、 中細麺が出てきます。 目の前に提供される前から、 隣の席で食べている人の鶏白湯ラーメンから湧き立つ とうもろこしを思わせる甘い香りが期待させてくれます。 つけ汁は鶏白湯なのでもちろん鶏のダシだが、 鶏だけを主張させるものではなく、 とても旨味豊富。 とてもファンが付きそうな味をしています。 そのままでも飲めるつけ汁なのに とろんと滑らかなとろみがあって麺への乗りがいい。 店側の表記は中細麺とはなっていますが、 私からすると細麺。 それ故、スープを持ち上げてこれます。
2008年6月に閉店した「麺屋 嘉夢蔵」の功績を讃えて作られたメニュー。 嘉夢蔵記念日として2008年7月19〜21日の3日間提供されましたが、 毎年1回「嘉夢蔵の日」をやるそうです。 さて、このメニューは 「名古屋コーチン等地鶏の有精卵を大量に使用した巾3cmの巾広つけ麺です。」 とのこと。 何と言っても特徴的なのは麺。 登場時に衝撃を与えた「嘉夢蔵」の大平麺にちなんだものですね。 一枚ずつ麺を取り、つけ汁に浸してから食べる食感は「もぐもぐもぐ」。 「つるつるつる」でも「わしわしわし」でもなくて「もぐもぐもぐ」。 とても弾力がある麺帯とその形状により、 他にはない食感になっています。 でも、食感や形状の奇抜さだけで終わらないのが鏡花のいいところ。 個人的にはつけ汁の美味しさが印象に残りました。 和風なつけ汁は醤油の旨さが光り、 葱油(?)が食を誘うもの。 美味しい旨味には醤油だけではなくて、 肉の旨味も効いてますでしょうか。 この旨味を巾広麺が持ってきてくれるのでとても美味しい。 それとフレッシュ感のある生姜のアクセントもいい。 おろし生姜でも入れてますでしょうか。
2005年10月限定のメニュー。 牛バラ骨をメインのダシにしたスープは、 沖縄そばをヒントにしたアッサリめのスープ。 濁らないようにじっくり煮込まれたと思われるスープは、 力んだところを感じない素直な牛の旨味に溢れていました。 鏡花の技術を感じますね。 そして、沖縄そばを意識したことは、 それらしい食感の麺に現れていました。 使われた平太麺は、低かん水、低加水率だそうです。 低かん水ってのがポイントなのかな? トッピングされているのは、花麸や牛のバラチャーシュー。
2005年9月の夢として提供された限定ラーメン。 松山にできた「まつちかラーメンステーション」に出店している鏡花で提供されているラーメンを、 一足先に東京でお披露目しました。 具は、肩ロースチャーシュー・穂先メンマ・岩のり・玉ねぎ。 麺は、和・幸でおなじみの低加水中細ストレート麺。 スープは、奥伊予地鶏と瀬戸内小魚のダブルスープ。
以前、ラーメンアカデミー@武蔵浦和の店舗で出した一期一会の進化形です。 2005年5月5日に放送したどっちの料理SHOW出演をにらんでの復活のようです。 2005年4月11日から5月31日までの期間、限定50食で提供。 とにかく食材にこだわった一品。 例を挙げれば、関が原たまり醤油・鹿児島県アベル牧場産黒豚・山水地鶏・ 烏骨鶏・うずら・キジ等の丸鶏・活はまぐり・ほたて貝柱・天然物の昆布・ 飛魚煮干・鯛煮干し・サンマ煮干し・鴨脂・フォアグラ等がこだわりの特選食材。 40Lの水に対して10kgもの食材を使うために一本の寸胴で作れないことから、 骨格・肉づけ・仕上げと呼ばれる三段仕込みをしているそうです。 骨格では、ガラの旨み抽出。 肉づけでは、骨格スープをベースに魚貝系の旨みをチルド抽出。 仕上げでは、肉づけスープをベースに丸鶏や活ものの旨みと風味抽出だそうです。 手間がかかるラーメンですね。 実際に食べた感想としては、 たまり醤油の濃厚さと、鴨脂の風味、太麺の風味で、 深みがあるけれども口当たりが柔らかいものになっていました。
2005年4月16日から5月15日まで提供された、 超らーめんナビ読者限定のラーメンです。 1200円というのも読者のためのサービス価格。 1日限定20食です。 こちらは四段仕込みだそうです。 一期一会新味のベースとなるのは関が原たまり醤油ですが、 こちらは天然海水。 天然海水じたいは新味の方でも使っているそうですが、 こちらはそれをメインに持ってきています。 結果、貝のダシを含めた甘味や苦味等のミネラルがもろに効いています。 めちゃヒットのラーメン。
今回の夢は煮干を効かせたラーメン。 何やら、伊藤@王子に刺激を受け、煮干しを効かせるラーメンを作ったのだとか。 確かに煮干しは強いが、昆布も強かったです。
すっげーきれい。 ラーメン屋でこんなきれいな丼見たことないよ。 エメラルドグリーンと言うかなんと言うか、 色の濃さもきつくなく、上品。 食べる前から感動! 暗い店内に丼のところだけ光があたっているのもいいんだね。 幻想的。 特に女性オススメ。 ここは見掛け倒しじゃないね。 ラーメンも旨いよ。 って言うか、ラーメンということに抵抗を感じる。 なんかで感じたことのある香りだけど、出てこない。 再食して思い出すよ。 美味しかったことは間違いなし。
濃い濃厚な味で味噌のように感じる。 しかし様々な味が混ざっているので私には何味なのか良く分からない(笑)。 そんなジャンル分けをするような代物じゃないね。 ジャンル分けをするならばつけめん!(爆)。 当たり前だ、、、。 味は分かり易さと分かり難さを持つ部分がある。 何処かに中華料理的手法を取り入れているのではないかと思われるが、 経験の少ない私には良く分からない。 スッキリはしているが味の濃さに疲れる人も多くいるだろうね。 少なくとも私は疲れた、、、。
期間限定メニューで、 「五穀みそ、熊、豚、スパイス類を使用。 オーソドックスなスタイルの内に?」 と書いてありました。 メニュー名に「愁」の文字が含まれているように、 味噌の雰囲気を出し、スタンダードな札幌ラーメンのような懐かしさがあります。 しかし、味噌ダレを溶くスープは、 豚骨スープのような濃厚さもあります。 僕の感覚では、豚骨味噌スープって感じだね。 その豚骨によるものなのかは定かでないが、 粘性が高いように感じました。 トッピングされているもやしは札幌っぽさを演出していますが、 美味しいチャーシューは違いますね。 表面を焼いており、 脂身を含めた肉の旨さが良く表現されています。 味噌味といっても、 相変わらずここのラーメンは独特で、 ラーメンにおける分類を超えています。