旭王＠内幸町 旭王＠内幸町

雑誌などでは最寄り駅を新橋としていますが、 実は内幸町の方が近い。 新橋も近いのでどっちでもいいのですけどね。 青葉＠旭川の姉妹店です。 甲府の方にも姉妹店の青葉があります。 暖簾にちゃんと藤原製麺と書いてあります。

醤油の濃厚なスープはかなり黒っぽい。 なんだけど、ストレートな味じゃないんだよな。 黒いけど澄んだスープの味は複雑。 すごい不思議。 旭川ラーメンと言えば魚介系です。 もちろんここも魚介系が強いのですが、 ちょっと苦い香りがある。 醤油＋苦い香りの印象は珈琲のブラックだな。

魚介系という言葉では語れないくらい、丼の中は海。 かなり、海を感じられる香りがします。 さまざまな海産物を入れているんでしょうね。 醤油の香りが無い分、海産物の香りがストレートに伝わってきます。 いい香りだけど、ある種独特。 旭川の寒さによるスープの温度低下を防ぐために油が多めなところは、 東京風にアレンジしていないからでしょうか。 唇がヌルヌルになるのですが、油の香りもこのラーメンの一部。 楽しめたりします。 油少な目とかにしたら、海の香りも減るだろうね。 油にも香りがついぶん移っているから。 とにかく一度試してほしいね。 丼の中に表現された海を。

ラーメンは醤油味・塩味・味噌味がメニューに載っていますが、 つけ麺は醤油味と味噌味しか載っていない。 つまり裏メニューです。 ラーメンもそうだが塩味は旨みがダイレクトに伝わってくる。 魚介の香り、にがみ、そして油によりとてもマイルド。 しかし、難点は麺とスープの絡み。 決して絡みが良いとは言えないので、 スープを絡めようとする意識を持って食べなくてはいけない。 太くない麺なので、一度に沢山食べようとすると、 スープを一緒に持ってきやすい。 旨く絡まないとほんとつまらないね。 でもスープ旨いよー。

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