麺屋 空海＠参宮橋 麺屋 空海＠参宮橋

２００２年２月１８日にオープンしました。 鶏ガラ、豚骨をローストしてからダシを取る製法は面白いですね。 店内はＪＡＺＺがながれ、おしゃれ的な空間でした。 でも、カウンターの下にダンボールがあったりするんだよな・・・（苦笑）。 全体的に、値段が高いですね。驚きの料金設定です。

まず、香りが香ばしい！ チャーシューをローストし、その香りをスープに移しているのかと思いながら食べていたのだが、 鶏ガラ、豚骨をローストしてからスープのダシと取っているとのこと。 なるほどねー。 その効果は、ばっちり現れている。 さすがに、チャーシュー１枚で効果が現れるレベルの香ばしさではないな。 チャーシューは炭火で炙っているそうです。 苦味の無い香ばしさは、気に入った。 さて、このラーメンは、香りが香ばしいだけではありません。 丸みのあるスープに揚げネギを入れることにより、 香りと甘みをプラスしています。 スープ表面の油は鶏油でしょうか？ 鶏の存在も大きく感じます。 この油は少なくないので、チンゲンサイによるさっぱり感は箸休めにいいですなー。 様々な主張があり、かつ、見事にまとめられた一杯ですね。

以前食べた醤油味の支那そばは、 骨類をローストした香ばしい効果がとても現れ、 また、それが美味しかったのだが、 ローストの香ばしい効果がまったく感じられなかった。 何故だ？ 単なる旨味の多いラーメンになっており、 個性を感じない旨いラーメンってだけだ。 決して悪くは無く、むしろ美味しいのだが、 ローストの個性を出したラーメンを求めて食べに行っただけに・・・。 塩味は、角の無い、面取りをした四角形のような味で、ややワイルドだった。

ふと考えると、 麺を四角い皿で提供する店ってあまりないよね？ その皿に盛られてくる麺は幅が広くて厚みもあり、 ピロピロしていて食感がよさげなんだが、 なんせ１本１本が短く切れてしまっているので面を食べている気がしない。 だから旨く感じない。 つけ汁は、白濁した豚骨スープなんだけど酸味が強い。 この酸味は広がりがあるね。 甘酢っぽい雰囲気。 チャーシューが香ばしい。

かなり甘めにしてあるが、ココナッツの香りが隠れることなく漂ってきます。 さらさらしていない甘さなんだけど、しつこくないね。 ボリュームもあるし満足。

すごいココナッツの風味が豊か。 これは杏仁プリンのようなものみたい。 豆腐そのものも甘いが、 さらにあずきがトッピングされています。 そこにミントの葉を加えてさっぱりと。

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