杭州飯店＠燕 杭州飯店＠燕

燕三条系ラーメンの発祥店である福来亭＠燕市穀町の２代目（初代の息子）が、 姉に福来亭を任せて新たに開いた店が、この杭州飯店です。 ってことで燕三条系元祖の本流は福来亭から杭州飯店に移ったって感じですかね。 東京のつけ麺で言うところの中野大勝軒と東池袋大勝軒の関係かな。 店内は広く、中規模の宴会ができるくらいの座敷もある。 何でも、総席数は８０もあるんだとか。 また、お冷やと共にレンゲ提供もセルフサービス制。 この店を知る人は、何も言わずに水とレンゲを取って空いている席に座り、 店員がでてくると、 メニューも見ずに「中華」と注文。 そんなシステムが出来上がっていますね。

大油での注文は可能ですが、普通で注文。 大油で注文する人はほとんどいなかったですね。 ここの中華そばは私の持っている燕三条系のまさにイメージ通り。 即ち、極太麺・濃い醤油味・煮干し風味・背脂といったパーツパーツがどれも主張しています。 その中でも特筆すべきは醤油ですね。 月潟村産の醤油などを使っているそうですが、この醤油の効かせ方が上手い！ 生醤油っぽさを出しつつも旨味は若く感じさせてない。 この雰囲気が私の持っているイメージに合ってたんですよね。 各パーツを効かせても一体としてまとめあげているのはさすがです。

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