光蘭＠権堂 光蘭＠権堂

メニューは中華そばのみなので、 注文をせずとも椅子に座れば出てきます。 ２２時以降は１８才未満お断りだが、 小さい子供の入店を拒んでいるわけではないため、 その時は杯数のみを聞かれます。 常連が多いらしく、アットホームな雰囲気もあるが、 中華そばに一口もつけていない酔っ払い客が胡椒を要求したときに 「普通の人は入れると辛くてスープが飲めないかもしれませんよ」とか、 タバコを吸いながら「３人！」って言って入ってきた客に 「吸い終わったらどうぞ」と笑顔ながも言うところなど、 ポリシーを持って自分の城を守る職人気質なところが伺える。

こりゃねぎそばだな。 ねぎがたくさん入っています。 丼には、まずタレ・ラード・魔法の粉（笑）・ブラックペッパーを入れ、 まな板を使わずに、丼上でねぎを切り入れます。 良く切れる包丁ですね。 見ていて気持ちがいい。 そしてアツアツのスープを注ぐ。 ねぎのピリピリ感が刺激的なラーメンなのかと思っていたのだが、そうでもない。 むしろ、タレの甘さを引き立てている感じだ。 それと合わせるようにか、ペッパーも意外と控えめ。 ねぎは臭みが無いし、スープのあっさり感を演出している。 これはアツアツのスープが溶かしたラードによってねぎが熱せられるからなのか、 もともと甘みのあるねぎなのかは分からない。 しかし、ラードの油っぽさを打ち消すだけでなく、あっさり感を演出しているのは確かだね。

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