こむらさき＠鹿児島 こむらさき＠鹿児島

のぼる屋と共に、鹿児島を代表する老舗。 だが、幾何学模様で壁に屋号が描かれ、 現代的な建物になっています。 写真で分かりますか？ 壁に青模様で書かれているのですが、 向かって左側に上下で「こ」と「む」の文字。 中央が縦に長い「ら」。 そして右側に、看板で隠れちゃった「さ」と「き」の文字。 これら合わせて「こむらさき」。 これ、ずーーっと見たかったんですよね〜。 生こむらさき模様に感動。 一方、店内は厨房を囲む様に作られた大きなコの字のカウンター。 ラーメンの作り方が良く見えるため、 変わった手順が観察できる。 まずは茹でられた麺を丼に入れた後、椎茸の戻し汁だかなんだかは分からないが、 ２種類の液体をレンゲを使ってパッパッとかける。 そして、キャベツ・モヤシ・椎茸・チャーシューを大胆に乗せる。 仕上げに、煮込み時間が異なると思われる２つの動物スープらしきものをかけている。 したがって、大いにムラがあると思われる。 なお、お持ち帰りパックもあります。 こちらも作っていたが、同じ手順でパッパッとこなされていた。

スープ・麺・モヤシ・キャベツと薄い色でまとめられたラーメン。 そこに茶色の椎茸・チャーシューが散らされており、 コントラスト鮮やかなビジュアル。 作り方を見ていると過度な期待はできないのだが、 味はなかなか旨い。 塩気が効き、植物系のダシがビーフンと比喩させるかん水なしの麺を食べ進ませます。 なお、同行者のスープも味見したところ、 そちらは動物系のスープが強かった。 ブレも楽しまなきゃいけない店なのかもしれませんね。

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