鬼火山@志木
鬼火山@志木
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住所 | 埼玉県新座市東北2-12-7 |
TEL | 048-471-8808 |
営業時間 | 11:30-20、土日祝-21 |
休日 | 月曜 |
もともとは、牛骨スープを提供していたのだが、 狂牛病以後はスープを変え、 現在の売りは軍鶏スープです。 まだまだ珍しい女性店主の店で、 味見して味の濃さを確かめたり、 お客さんに濃くないか確かめたりする気遣いがあります。 店内奥にある御子供連優先席ってのも気遣いの1つですね。 湯きりをするときに、ざるを振りかぶるのと同様に、 左足を上げるのは面白いですね。 気合入ってます(笑)。 現在は、リニューアルし、「麺家 うえだ」として営業しています。注文品:塩ラーメン¥650
縮れた中細麺の鶏メインとのことで、 塩味ながら懐かしい感じのラーメンです。 しかし、ダシは濃厚。 軍鶏の風味を楽しみたいと思ったのですが、 ワカメが入っており、ややスープにその香りを移しているのが嫌だった。 油も風味を楽しむためには多めだな。 味を調節してくれるとのことですが、 そのまま食べるとしょっぱいですね。 醤油を頼むと、このしょっぱさは消えるかも。 2つの海苔は山を表しているそうです。 鬼火「山」ですね。
現在の鬼火山は、軍鶏スープと牛骨スープとの2本柱で営業しており、 ほとんどのメニューはどちらか一方を選択するシステムなのですが、 これは軍鶏スープのみです。 このスープに使われている軍鶏は薩摩軍鶏だそうです。 塩気は広がりをもったものではなくてストレート。 軍鶏のダシそのもので勝負するようなスープです。 塩味はごまかしがきかないと一般的に言われますが、 その中でもここのは特にごまかしがきかない味です。 えびワンタンは、注文が入るたびに1つずつ作ります。 このワンタンがめちゃくちゃ旨い。 ボリュームは勿論の事、 プリプリしているし、甘みがあるし。 2つの海苔は海老の触角を表しているそうです。 なお、20食限定です。
2003年10月の鬼ババの日のために作られたメニューで、 鬼ババの日以後も食べたいという声が多く、通常メニューになりました。 メニュー名は、ラーメンが大好きな常連さんの遊び心でついたそうです。 極麺王@巣鴨を知っての遊び心ですね。 共通点はラーメン二郎のラーメンに似ていること。 このメニューは限りなく二郎に近かったです。 ラーメン二郎の牛骨バージョン。 特に、二郎の中でも人気が高いラーメン○二郎@志茂にとても似ていました。 二郎っぽくない二郎よりも遥かに二郎っぽいです。 ラーメン二郎の総本山である三田店の直系とまで思わせるもの。 但し、牛のカルビ部分を使った腹脂の風味があるのはオリジナリティーが高いです。 しかし、二郎っぽく油を入れると牛の油ってしつこくないよなと実感できますね。 麺は極太で、好みに合わせて9〜10分程度茹でるもの。 二郎ほど加水率は低くないですが、なかなか良いですな。 そうそう、ワイルドにするためにニンニクをいっぱい入れてくれました。 タレを丼に仕込むときにドバッ、 最後にも野菜の上にドバッ。 肉としては、限定メニューとして出している角煮を乗せています。 但し、鬼麺王用に、味付は薄くしているそうです。 以上、かなりワイルドなラーメンの感想でした(笑)。
醤油味の方はラーメン二郎っぽさがかなり表れていましたが、 こちらは、二郎っぽくないです。 しかし、ニンニクの風味の方向性と、味噌の風味の方向性がとてもマッチ。 かなり旨いです。 この味噌は通常メニューの味噌ダレと坦々麺の味噌ダレとをブレンドしたそうです。 坦々麺の味噌ダレの方に辛味があるので、 醤油味の方とは異なり、唐辛子は投入していませんでした。 僕的には、醤油味よりも味噌味の方がオススメだな。 なお、お昼限定メニューです。
二郎風として作られた鬼麺王のつけ麺バージョンです。 つけ麺にすると醤油の味が強くなり、 醤油は二郎っぽくなかったので、 二郎からは遠ざかりましたね。 でも、ワイルドさは健在。 そして、具も多く食べづらい(笑)。 油を多めにしてもらったのですが、 これがヤバく、 極麺王@巣鴨の油そばを食べた時のように、 命の危険が・・・(笑)。 軽く、ハイテンション状態にトラップしましたよ。 麺は、太く、強い歯ごたえがあり、 かん水が少ないのか、 うどんのような雰囲気がありました。
以前食べた鬼麺王(味噌)は、 通常メニューの味噌ダレと坦々麺の味噌ダレとをブレンドしたものでしたが、 そのようなスタイルは辞め、 裏メニューであった辛みそつけめんと鬼麺王とを掛け合わせたようなスタイルにしたそうです。 で、辛味噌としては、辛さ控えめタイプと辛さ強めタイプとの2つを用意しているとのこと。 今回食べたのは辛さ強めタイプです。 辛さが持続するタイプではなかったので、 辛くは感じなかったのですが、 辛味成分は多いようです。 次の日、お尻ヒリヒリ(笑)。 で、鬼麺王(味噌)がめちゃくちゃ美味しかったので、 めちゃ期待していたのですが、 辛さで隠されちゃっているんですかね。 思ったほど味噌が主張していませんでした。 でも、味の濃さは丁度良かったけど。
2002年の10月18〜20日だけで復活した牛骨でダシを取ったスープ。 とは言うものの、以前のラーメンは食べたことないので比較できない。 良くダシは出ているが、スッキリとしている。 味の綺麗さは、さすが牛骨って感じだよ。 牛骨を使った綺麗なラーメンの店が増えてほしいな。 僕の中では、牛骨、豚骨、鶏骨と、 だんだん素材のコッテリさが増すと思っているんだが、この認識は間違ってる? 塩加減は軍鶏のときに比べたら抑えられているが、それでも強め。 テールは骨付きで、やや脂身がある。 柔らかいね。 問題は麺。 イベント的なものだから多くは望めないが、 キレのあるスープに対してミスマッチ。 なんとなく、ねちょっとした食感は嫌ですねぇ。 スープはスピード感があるのに、麺はない。 茹で湯の温度が低かったんじゃないかなぁ。
夏期限定1日15食のメニューです。 常連さんの「千ひろ@調布の鯛骨スープ麺を食べたいけど、 数量の少ない限定だし、 遠いから食べにいけない」というような言葉から生まれたそうです。 最初は温かかったそうですね。 そのようなエピソードで、 このラーメン生まれちゃうんだから素晴らしい。 店主は、千ひろ@調布の鯛骨スープ麺を食べたことがないそうですが、 だからこそ全く異なるものを楽しめる。 千ひろのはアラのダシがよく出ていますが、 こちらのは白身も良く感じる。 ダシの出方は、鯛ラーメンを謳っているそこらの店とはちょいと訳が違います。 かなり出がいいです。 店主は、「舌が麻痺してきちゃうのか、どんどん鯛の量を増やしちゃうのよね〜」 なんてことを言ってました。 食べて側としてはありがたいことです。 臭みを取るためにお酒も使っているらしく、 ほのかにアルコールが香ります。 また、ワサビ等が別皿で提供されます。 別皿に乗っている各食材をスープに入れると、 劇的に味が変わり、 また、入れる量を増やすにつれて鯛のダシは隠れる方向に進んでしまうということで、 別皿の提供は、ラーメンと時間差を設ける配慮がなされています。 スープ等が3分の1程度になったら、 ワサビ等を投入して欲しいとのこと。 僕の場合には、写真を撮るので、 すぐに持ってきてくれました。 ありがたい。 で、感心したのがダシ巻き。 鯛のダシを使っているそうです。
使用されているのはえびワンタン。 えびで鯛を釣るってことらしいです(笑)。 温かいタイプのえび塩ワンタン麺とかだと、 巾着のようにしたワンタンが入りますが、 このメニューでは、具の中までしっかり冷す必要があるので、 冷え易いように平べったくしているとのこと。 えびはぷりぷり感があるものと甘味が強いものの2種類を使っています。 餡には、アスパラやマッシュルームを使っているとのことです。 また、冷えた麺がこりこりしていていいですね〜。 前回よりも鯛の身の味は減り、若干骨のダシ側に傾いたかな? そして、お酒の香りが強くなったと思いました。訪問日:2003年9月11日
最初に食べたのに比べるとかなりアラ汁っぽくなってますね。 ワンタンが完全に冷えなかったのかシャリシャリしなかった・・・。
冷たいバージョンでもサッパリなので、 温めるとかなりさっぱり。 油ってのを感じないですね。 そして、冷たくして程よい塩気に調節されているでしょうから、 温かくすると塩気が少々足りないように思えます。 やっぱり冷たくする目的で作られたものは、 冷たくして食べる方が美味しいですね〜。 冷たいほうがスルスルと喉を通りました。 もちろん、温かくしても美味しかったですが。
カレーで作ったビシソワーズ(冷製スープ)ってイメージだそうです。 なんと、野菜ジュースまでつかっているとのこと。 また、ココナッツミルクが特徴的ですね。 ミント、さやえんどうスナックが添えられています。 このさやえんどうスナックがなかなか面白い。 食べるのをずーっと我慢しておいて、 スープ割りをしてもらうんです。 そうすると、さやえんどうスナックをハサミで切りいれてくれますからね。 これがクルトンみたいになるのが面白い。 なお、キーマカレーとのセットです。 2003年の夏限定メニューです。
スープの方にはキーマカレーが溶け込んでおり、 麺の上には具っぽくドライカレーが乗っています。 このドライカレーはめちゃウマ。 ご飯が欲しくなりました。 スープに使われているのは牛骨スープとのこと。 カレーの風味に負けない牛の風味がありました。 なかなか牛骨スープは力強いですなぁ。 思えば、鬼火山で牛骨スープってちゃんと食べてない。 以前食べたテールラーメンだって、 期間限定の牛骨スープだもんね。 なお、面白いことにポテトチップが乗っています。 このラーメンのイメージは海らしい。 スープと言う海にヨットが浮いているんだって。 だから、ポテトチップはヨットの帆をイメージ。 2003年の夏から10月末までの限定メニューです。
秋味は、麺にキノコ類を乗せたものだそうです。 2003年の秋〜冬限定のメニューです。 そのキノコもそうですが、 つけ汁は、香ばしいというキーワードで統一されていました。 つけ汁に浮いている炭を思わせる黒い物体や、 焼かれたネギに加え、 辛味が個性的。 すき焼きをイメージして作り始めたそうですが、 ニラなども入っており、 炒め物っぽく感じました。 ワイルドで、食べている途中から既に再び食べたいと思わせるものでした。 カルビも柔らかく旨いっす。
1日10食限定として提供されていたメニューですが、 牛タンの入手困難&高騰により2004年1月末をもって終了予定だそうです。 また、安くなったらやるかもしれませんが。 牛骨スープ+おろしニンニク風味でワイルドでした。 ニラもワイルド感をアップさせていますね。 そして、このメニューのメインとなる牛タンは、 とても厚かったです。 タンのコリコリした歯ごたえを望んだのではなく、 タンシチューをイメージしたそうで、 柔らかく仕上げられています。 しかし厚い。
2002年10月20日にも食べましたが、 その時はパプリカがトッピングされていました。 今回はエリンギでした。 カレー風味の味付がされており、 ちょっとしたアクセントになってました。 最初はエリンギと一緒にクコの実もトッピングしていたそうですが、 残す人が多いからなくしてしまったそうです。 クコの実ってみんな食べないのかなぁ・・・。 ベースとなるのは塩味の牛骨スープ。 スープがやや濁っているように、 牛の旨みが良く出ています。 なお、テールは骨付きでした。
水分が少なくてドロンドロン。 レンゲでスープを掬おうにも、 スープが出てこないの。 もぅ、湧き水以下ですよ(笑)。 だからカレーの濃度が高くてめちゃウマ。 ドライカレーは以前よりもちょっと辛くしたんすね。
流石に少し水気を増やしてました。 でも、ドロンドロンだった方が好みだけど(爆)。 カレーと味噌って合いますね〜。 ドライカレーは、少しだけ甘い方向に傾きました。訪問日:2004年1月30日
前回はニンニク抜きだったので、今回は少々入れてもらいました。 やっぱり、ニンニクが入っていた方が美味しいな。 んで、前回、味噌ともやしが合う感じだったので、 モヤシの方を多めにしてもらいましたが、 あんまり印象がかわりませんでした。あれれ?
2004年2月21日から27日まで提供されたメニューです。 KOってのは、鬼火山オリジナルということ。 桜海老を使った味噌味の鬼麺王。 作っている最中から桜海老がめちゃくちゃ香ります。 食べてみても、桜海老の味がめちゃくちゃある。 底の方には桜海老でジャリジャリと。 すんごいラーメンですな。 味噌が甘めに感じました。 小海老効果かな?
牛乳じゃないけど、濃度を4.6という数字で表しています。 この意味は、スープにおける魚介と豚骨との割合で、 魚介4割、豚骨6割でスープをブレンドしたということ。 豚骨の割合が大きくなれば、より濃厚になるでしょうね。 結構とろみのあるスープ。 試行錯誤しているとのことで、 とろみ加減が今後どのように変わっていくか分かりませんが、 魚の酸味があったことで、カルボナーラを連想しました。 通常は、背脂によってとろみを出すと思うのですが、 鬼火山らしく、「牛」の腹脂と豚の背脂でとろみを出しているようです。 あとはゼラチン質だっけかな。 なお、魚介として秋刀魚の煮干しが用いられています。
特濃魚介豚骨ラーメンで用いられる豚骨スープが、 このメニューにおいても用いられていました。 かなーりエビエビエビ。 エビ油を加えるためか、 特濃魚介豚骨ラーメンよりもとろみがないですね。
この食べ物やばい。 脂の塊が乗っているけど、 意外と油分がスープにとられているから重くない。 身体に悪そうだけど、、、、旨いじゃん。
角煮とスジを選べました。 スジを選べたのは牛骨デーだったからかな? 味付けは濃く、スジは油っこい。 かなり重い食物で、きつかった・・・。