麺屋 嘉夢蔵＠みのり台 麺屋 嘉夢蔵＠みのり台

ここは面白い事に圧力鍋で麺を茹でます。 これって、初めての試みかな？ 毎回茹でる前にお湯を代え、沸騰を待った後、 ６分程度茹でている。 圧力鍋で６分もかかるんだから、普通に茹でたら相当時間がかかるんだろうね。 表面はぐでんぐでんになっちゃうかな？ また、タレのグラム数を計っているのも面白い。 ２種類のタレを計りで確認しながらブレンドしている。 ２つの圧力鍋を使っていますが、 毎回お湯を変えたり、茹で時間が長かったりするためとても時間がかかる。 時間に余裕のある時でないとダメですね。 店にはスローフードの文字があります。

香りの豊かなラーメン。 醤油の優しい香りだったり、 日本蕎麦のような和風の香りだったり、 油から感じる豚の香りだったり。 どことなく葱油の香りも感じる気がする。 豚の香りが強いね。 豚の香りを抜き蕎麦粉の麺で食べたら日本蕎麦になるようなかえしだね。 甘味があります。 麺は独特な弾力でぷりぷりしている。 何とも言えぬコシがある。 どうもこの麺には慣れなかった。 麺の食感は様々な要素の合成であると思うが、 その要素のバランスが未経験なんだろうな。 表現が抽象的過ぎるけど（笑）。 チャーシューはトロトロ。

ギャグかと思えるほど幅の広い麺でなんと３ｃｍもあるそうです。 これはラーメンかという永遠のテーマは置いといて（笑） とにかく凄いの一言。 だから口に入れると麺の割合が多い。 そのためつけ汁の割合が少なくなり、不満が生れそうなもんだが、 つけ汁が旨い。 味の濃さをメインにしただけのつけ汁ならば、 麺の量に対して味の絡みが悪いと思えそうなもんだが、 生姜を効かせさっぱり感を強調しているためそう思わない。 さっぱり感だけでなく、豚の旨みも強いので、 この生姜の存在感が有効なんだね。 麺のコシの強さはハンパ無い。 麺そのものが旨いから、つけ汁を付けなくても旨い。

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