住所 | | 鳥取県東伯郡北栄町由良宿801 |
TEL | | 0858-37-4933 |
営業時間 | | 11:00〜14:00、17:00〜20:00 |
休日 | | 月曜 |
オープン日 | | 1984年 |
注文品:ラーメン¥550
訪問日:2017年10月8日
満洲味に振られたので米子での食べ歩きは中止し、余裕があったら食べようと思っていたこちらへ。
倉吉牛骨ラーメン代表格である香味徳の由良店。
赤碕店の方がルーツの松月に近いようだが、ネットを見ているとこちらの方が好きというコメントも目にするので、違いがあることが気になっての訪問。
改めてメニューを見ると基本名はラーメン。
地元の方々はラーメンといえば牛骨スープと当たり前のように思っていた鳥取県。
かつては“牛骨”ラーメンだなんてメニューに書いていなかっただろうことから、昔の姿を残し、観光客目当てではないことを思わせる。
ちなみに赤碕店のメニュー名は牛骨ラーメンとなっていた。
赤碕店が紙徳家二代目世代の長男で、由良店が次男のようだが、仲が悪かったりするのだろうか。
入り口にはこんな張り紙が。
・テレビに出た「香味徳」はここではありません。
・完全に別の店です。
・したがって同じ商品はひとつもありません。
・当店に「牛骨ラーメン」はありません。
ただならぬものを感じます。
特に最後の一文なんて、ここの味は明らかに牛骨ラーメンですが、メニュー名が違うということを言ってますよね。
間違えて来た客にいちいち説明するのは面倒なのはわかりますが、これは嫌味とも取れる記載。
長男はバリバリ店を伸ばしていきたくて、次男はのんびりやりたいとか、方針の相違かなんかですかね。
さて、味は確かに違う。
なんと言っても牛油が柔らかい!
牛感はありつつも香ばしさを出していないので胡椒を必要としていない。
油を取るときの熱の入れ方が控えめなんでしょうね。
全く性格の異なるラーメン。
赤碕店が都会向きで由良店が地元向きな印象。
確かに、どちらが好き論争が生まれるのが分かります。
私はどちらも好き(笑)。
ちなみに油は後がけで、熱々に熱したものをかけているのでジュワーっと店内に音が響きます。
必見、必聴。
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