魁龍@ラーメン博物館
魁龍@ラーメン博物館

魁龍@ラーメン博物館

住所神奈川県横浜市港北区新横浜2-14-21
TEL045-471-0503(代)
営業時間11-23、日祝10:30-23
休日無休
2001年7月11日に一風堂のあった場所にオープン。 本店は九州の小倉にある。 2001年2月に博多本店もオープン。 一風堂の代わりの九州のラーメン店を河原氏(一風堂社長)と選んだときに、 この店が選ばれた。 河原氏の強い希望でもあったようです。 九州で一番初めにできたラーメン屋が現在も西鉄久留米に屋台を構える南京千両だといわれています。 久留米ってのはラーメン史の中でもキーになる土地なのですが、博多や熊本に比べ認識度は低いですね。 やっと陽のあたる日が来たのでしょうか。
魁龍ラーメン 注文品:魁龍ラーメン
訪問日:2001年7月9日
もしかしたら日本一とんこつの濃いラーメンですね。 とんこつ独特のにおいはそれほど強くないですが、 骨髄の量はとんでもないものがあります。 たいていのとんこつラーメンでは丼の底に骨髄が沈殿しているだけですが、 ここはスープ全体に骨髄がちりばめられています。 それもそのはず、底の3ミリ位はすべて骨髄。 ここまですごいと笑っちゃいます。 もう、ギャグです。 もうとんこつラーメンとは呼べない、骨髄ラーメンと命名したい。 しかし、食べやすいですね。 スープのインパクトは強烈ですが、麺や具もそれに負けてはいません。 程よい硬さで存在感を見せる麺。 柔らかくておいしい短冊状になったチャーシュー。 香りの良いワンタン。 どれをとっても満足でした。 唯一不満だったのはタレの濃さによるしょっぱさですね。
訪問日:2001年10月23日
前回の試食会のときは本店@小倉に負けないくらいの濃厚スープだったのですが、 今回はそれに比べたら遥かにダメ。 とんこつが弱くなり、醤油の角ばかりが目立ちます。 かなりしょっぱいです。 上澄みを取っても感じられる骨髄も少なかったです。 試食会のクオリティーが高くなるのは分かります。 確かに、本店のそれに負けないくらいのものでした。 しかし、現在の味では本店を知っている人は がっかりするのではないでしょうか? あるいみ、食べやすくはなっているかもしれませんが・・・。 食べた時の体調にも左右されるので、 味が落ちただのそんなことは書きたくないのですが、 あまりにも変っていたので・・・。 魁龍がラ博に来た意義は、 九州のラーメン発祥の地、久留米の名を世の中に知らしめるのと伴に、 全国屈指の濃厚とんこつスープの土地であることを 認識させるものではないのでしょうか?

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