麺屋 猪一＠河原町 麺屋 猪一＠河原町

訪問日現在、京都府のラーメンを食べログで検索すると、こちらは第４位。 開店３０分前到着で前客ゼロ。 開店前は他に３人並んだくらいだったかな。 開店前の待ちは少なかったけど、開店するやどんどん人が来てあっという間に満席。 人気店でもこのくらいであれば訪れやすい。
「支那そば」や「鶏そば」などのメニューには、 それぞれ濃い口醤油を使用した「黒」と、 白醤油を使用した「白」が用意されており、 「黒」がタレ寄り、「白」がダシ寄りとのことです。
注文したのは「支那そば 黒」。 「白」じゃなくても充分にダシ感のラーメン。 そのスープは、麺の近く、海苔の近く、チャーシューの近く、ネギの近く、飲む場所によって味が変わる繊細なもの。 そして、何も突出させずにただただ美味しいスープ。 バランス半端ない。 なんだろこれ、ラーメンじゃなくて和食って感じの雰囲気。 めちゃくちゃ旨い。 旨くて久々に食べながら笑った（笑）。 チャーシューの脂身も、油抜きしたのかのようなくどくないようなもの。 いい素材を使っているのかな？ また、麺は細麺ながら最後まで伸びることなく、噛み切る紙一重のところで軽くパツっと切れる食感がとてもいい。 小麦粉の香りが豊かだけれども、それを邪魔するかん水の香りもない。 ただただ舌を巻く。 また、接客も気持ち良い。 何度も何度も「早くからありがとうございます」と言われた。 しかも、同じスタッフではなく、いろいろなスタッフから。 また、オープンを待っている間、外の準備を終えたスタッフが、店のシャッターを下ろす時にわざわざ「シャッターを下ろさせていただきます」と断りを入れてくれた。 なんという気の遣い方。 味といい接客といい、感動的な一軒に出会えた！

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