中華そば 衣々恋々＠池袋ＴＯＢＵ 中華そば 衣々恋々＠池袋ＴＯＢＵ

１０月１１日にオープンした、塚田兼司さん率いるボンド オブ ハーツの新店。 長野にある「中華そばに恋焦がれて 依々恋々」コンセプトの２店舗目。 ボンド オブ ハーツは１週間と開かない１０月５日にも「元祖横浜ワンタン本舗 港軒」を関内にオープンさせているので活躍めざましいものがあります。 こちらは鶏清湯で、神奈川淡麗系ではなくだいぶ素朴な方向に寄せていて面白い。 長野の鶏をベースに青森の赤鶏を使ったとのことです。 そして、麺はとても柔らかいが、麺の芯を残した茹で加減なことが見てとれるので、あえてのかなり柔らかいチューニングとして開発したことが分かる。 麺の旨味がこれでもかと伝わってくる。 かつて、ラーメンファンの神様武内さんが柔らかい麺の変態バージョンでラーメンを楽しまれていましたが、これは業界に一石を投じていますね。

「中華そば」が昨今のラーメンから外したもので面白かったので、もう一杯注文。 こちらも面白すぎでしょー。 紫蘇の存在感がない（爆）。 刻んだ紫蘇が麺にかかっているのですが、舌に残るということで量を減らしたんだそうです。 結果的にメニュー名との乖離が。 紫蘇の増し対応をしてくれるそうなので、強く感じたい方は増しで。 舌触りは自己責任で。 つけ汁は中華そばの雰囲気を隠す、一面に広がったスリゴマの存在感。 このメニュー、むしろ鶏とゴマつけ麺というべきものになっています。 これはこれで美味しいです。 麺は変態的な柔らかいものではなく、一般的な食感に戻りました。 ツルツルと喉ごしの良い平たい麺です。

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