瓢太@南堀端
瓢太@南堀端

瓢太@南堀端

住所 愛媛県松山市三番町6-1-10
TEL 089-931-5133
営業時間 11:30〜14:30、17:00〜23:00
休日 日曜


中華そば 並 注文品:中華そば 並¥650
訪問日:2017年1月13日
ついに念願の瓢太! 愛媛といえば屋号に「瓢」と付く瓢系で、その代表格がこの瓢太! と言いつつも、もはや瓢“系”と言うほど店舗がないんですよね。 現存するのは瓢太と瓢華1店舗ずつかな。 一応、次のような歴史になるのかな? 元祖は堀本氏がやっていた屋台の瓢六。 その堀本氏に弟子入りし、固定店舗を構えたのが瓢太の初代加藤氏。 現在は2代目。 そして加藤氏の勧めで同じく堀本氏に弟子入りした田中氏が瓢太の2店舗目を古川町に構えたが、客層に合わせて甘さを控えめにしたことから、店を清水町に移し屋号を瓢華と改める。 その後、溝辺町に店を移し、平成25年に初代の引退と共に閉店。 現存する瓢華は二代目の店舗。 二代目は2000年代に入り、勝岡に瓢華の2店舗目を構え、その後湊町に移転。 現在は2015年から西条に移転して存在。 2013年には瓢太二代目のお兄さんがラヴラールという名で瓢太の味を提供し始めたが、2015年に閉店。 瓢太出身の穂楽も既に閉店。 瓢六も既に閉店。 一度は栄えた瓢系がどうしてこんなにも閉店してしまったのだろう。 ここ松山ではラーメンに限れば新しめの店がオープンしているわけでもないのに。 さて、店舗移り変わりのまとめが長くなったが、味の方はと言うと、日本一甘いと称されることもあり、かなり甘いスープ。 元々、醤油そのものが甘い土地ではあるようだが、卓上にある醤油を超える甘さ。 むしろ卓上の醤油は豚珍行よりも甘くないように思ったが、舌がやられてしまったかな?(笑) スープが豚ではなく鶏を主体にした白濁スープであることと豚皮を溶かし込んでいるからというだけでは説明がつかない甘さ。 しかもゴロッと入っているチャーシューも負けず劣らず甘い。 麺だって、この甘さに合わせるかのように柔らかい茹で上げ。 この甘さを肯定して全体を仕上げる意志の強さがハンパない。 これはラーメン業界の無形文化財だよ。 絶やしてはいけない味だよ! 松山の皆さん、よろしくお願いします!

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