麺処 ほん田@東十条
麺処 ほん田@東十条

麺処 ほん田@東十条

住所東京都北区東十条1-22-6
TEL03-3912-3965
営業時間11:30-15、18-
休日水曜
若手店主の活躍が目覚ましいが、 その中でも特に若くして主となった本田氏の店。 看板に21と書かれた烙印があるが、 その21こそ本田氏が店を構えた時の年齢。 若者が様々な職業の中から ラーメン店経営を人生のパートナーとして選ぶところに、 根強いラーメン人気が伺えます。 特に本田氏はロックミュージシャンを目指していた方。 ロックという音楽が好きだったことは勿論だろうが、 ロックミュージシャンというものそのものに、 かっこよさを感じていたはず。 そんな氏がラーメン店主を選んだ背景には、 ラーメン店主にもブランドやある種のかっこよさを 感じることが出来るようになってきた 業界の流れがあるからかもしれない。


濃厚豚骨魚介味玉つけ麺(柚子) 注文品:濃厚豚骨魚介味玉つけ麺(柚子)¥780
訪問日:2008年8月25日
店の2本柱の1つ濃厚魚介豚骨をベースにしたつけ麺。 柚子バージョンと魚介バージョンとがあるが、 どちらもベースは同じとのこと。 ベースに魚介が使われているので柚子を選択。 つけ汁は噂に違わぬ濃厚さ。 この日は仕事中に濃厚な動物魚介のつけ麺が食べたくなり、 「とみ田@松戸」に行きたくてたまらなかったのだが、 「とみ田」は昼営業のみなので叶わぬ夢。 「大黒屋本舗@平井」も夜は角ふじタイプなので方向性が違う。 というわけで夜は売切れだろうと思っていた「ほん田」に初チャレンジしたのでした。 お話を伺うと20時くらいならば売り切れていないそうです。 そんなわけだったので、濃厚なつけ汁に大満足。 現在ではポピュラーな豚骨魚介ながら丁寧さが垣間見れる一方で、 ところどころ角みを感じるめり張りのある味。 そういえば、甘味は結構感じましたが、 大勝軒系のような直接的な甘味は感じませんでしたね。 酸味も。 なお、柚子は時たま顔を出し、 爽やかな香りで感覚をリセットしてくれます。 チャーシューは真空調理された(真空パックしてから低温で茹でた)もの。 ローストビーフのような生感の残る味です。 激ウマ。 思わず家で、生協で買ってた鶏肉を解凍してパックのまま茹でましたが、 解凍の水が出ちゃって、 アクとして肉こびりついちゃいました。 真空パック用の機材を買わないとダメかしら? そういえば、「CITY NOODLE@東銀座」を真似して 塩釜チャーシューも挑戦したことがありましたが、 釜の一部が崩落して失敗してました。 再チャレンジしなきゃ。 それはそうと、この店はチャーシューだけでなく味玉にも特徴があります。 ブランデーの香りを付けているそうです。 実は味玉ならぬ風味玉。 黄身が濃厚な茹で加減、絶妙です。 麺はカネジン製とのこと。 つけ汁やトッピングがいろいろ話しかけてくれるのとは対照的に、 麺は醒めた表情に感じてしまいます。 麺を自家製にしてほしくなるつけ汁ですね。 写真は中盛(100g増)なので+¥50。

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