中華そば 葉山@牛込柳町
中華そば 葉山@牛込柳町

中華そば 葉山@牛込柳町

住所東京都新宿区市谷薬王寺町1
TEL
営業時間11:30-15:00、17:30-20:00、土日祝11:30-20:00
休日金曜
マンションの1階にあるんだけど、扉の後付け感満載。 木片をドアノブとした扉は引いても開かないので、入り口は違うのかと思っちゃった。 横にスライドさせる扉でした。 この間違え方、今は亡き「がんこラーメン八代目@末広町」を思い出す。 やっとこさ店内に入ると、思わず「狭っ!」って叫びたくなる。 カウンター3席に2名掛けテーブルが2つだけ。 プレハブ的な雰囲気です。 その狭さでも店内の奥には製麺機があり、また、青竹がある。


中華そば 注文品:中華そば¥750
訪問日:2015年1月7日
まず最初に言いたいのは注意点。 スープがこぼれてもいいように、丼はお盆に乗せられて提供されるが、お盆がスープで丼にひっついています。 そのため、直接スープを飲もうと丼を持ち上げる際に、お盆上のこぼれたスープで服を汚す人を立て続けに見ました。 気をつけてください。 さて、メニューは中華そばとチャーシュー中華のみなため、基本的に味は一種類。 注文した後の厨房は必見です。 ビニール袋から麺を取り出した店主が手に取るのは、なんと青竹。 既に切り出されている麺に対して追い青竹踏みですよ。 青竹に足を掛けてバッタンバッタン大まかに踏み、青竹を手に持ち替えて細かいところを調整する。 そして、更に追い打ちをかける、体重をかけた手揉み。 並々ならぬ麺へのこだわりです。 食べれば豪快な縮れが舌を刺激します。 青竹踏みと言えば佐野ラーメンですが、それとは全く食感が異なります。 恐らく、麺の切り出しまでは製麺機でやっているんでしょう。 硬さや、ギュッと詰まった小麦感があります。 その麺を受け止めるのは、煮干し、節、鶏ダシがじんわりとしている醤油スープ。 こちらも、追い鰹をしているようでした。 麺だけではなく、スープも美味しいし、弾力のあるチャーシューも美味しいです。 チャーシュー中華の大盛りを食べたら相当満足度が高いでしょうね。 ただ、懸念するのは営業スタイル。 狭い店なので店主一人だけでやり続けるだろうし、こだわりの注入も半端ないので、店主のモチベーションが生命線。 体を使うスタイルだし、長年続けるには適さないように思える。 体を壊さないといいですけどね。

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