好再来河南牛肉拉面＠上海 好再来河南牛肉拉面＠上海

屋号に「河南牛肉拉面」とある。 蘭州ラーメンの店かと思っていたら、 河南というのは地名で、 河南省は蘭州市のある甘粛省とは別の行政区分なんだそうな。 なので、スタイルは似ているが、 河南ラーメンと蘭州ラーメンは異なるものらしい。 ちなみに、河南省はラーメンマンの出身地として設定されている。 少林拳の総本山がこの省にあるからですかね。

仕事前の早朝、現地時間の６時半ごろに訪問。 地元民しかいないような佇まいだったので、 勇気を振り絞っての入店。 メニューは壁に張り出されているものだけで、 しかも手が届かないので、 言葉が通じない私には注文も一苦労（笑）。 紙に文字を書いてようやく注文が通った。 さて、ビジュアルはこの後に食べた蘭州ラーメンととても似ていたので、 ジャンルとしては蘭州ラーメンと勘違いしていたのだが、 店の説明にも書いたように別物の河南ラーメンだったらしい。 でも、大きな違いはカレーのような風味だけじゃないのかな？ この店だけはカレーのようなスパイシーな風味があり、 ネットで河南ラーメンを調べてみたら、 やはりカレーという単語が出てきた。 ダシは牛でしょうね。 スープ表面には少しだけ灰汁っぽい何かがありました。 まぁ、洗練は期待していませんでしたが。。。 これがカレー風味の秘密かもしれませんし。 ちなみに、提供直前に「パクチー入れますか？」とたずねられました（もちろんジェスチャーで）。 もう、水道水臭さはまったく感じなく（気にならなく？）なりました。 最後に、本場蘭州ではラー油が最初からかけられているそうなので （このラーメンが蘭州スタイルと勘違いしていたので）、ラー油を投入。 まったく旨みがないラー油だった。 麺は拉面（手で引っ張って折りたたむことで、麺の本数を２倍４倍とする手法）なので、 細くしなやかなものでした。 硬め好きの人は嫌かもしれませんね。 基本的には手で伸ばせるくらいなのでソフトな食感ですし。

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