味噌屋八郎商店＠新宿 味噌屋八郎商店＠新宿

「なんつッ亭」がネクストブランドとしてオープンさせた味噌専門店。 白黒黄赤のカラーバリエーションのどんぶりを用い、 それぞれ別の味を提供しています。 あと１色で５レンジャーっぽくなりますね。 緑の丼でバジルペーストを使うのはどうだろう。

赤い丼で提供されるメニュー。 赤丼って珍しいので、 なんだか「麺屋武蔵 武骨＠御徒町」で提供された「太陽の冷やし麺」を思い出しますなぁ。 一般に赤といえば辛いメニューを想像するんじゃないかな？ でもここは、最近流行りのトマトをチョイス。 ラーメンとしてどんなトマトピューレに仕上げてくるのかなと思いきや、 意外や意外。 イタリアンの王道を行く味付けでした。 味の濃いトマトにチーズを混ぜたりして、 そのままでもパスタに使えるでしょ。 強いてあげるならば、そのピューレの上に胡椒をかけているから ラーメンぽさを感じるときがあったけど。 でも、味噌と相性の良いチーズを強めることでラーメンとしての一体感を図ったのかな？ ちなみに、ベースの味噌スープは味がしっかりしているけれども引きも早く、 重さを感じさせないもの。 そのため、トマトの存在に焦点を当てる名脇役になれるんでしょうねー。 そして麺が気に入った。 中太の麺は、硬さがあるとともに、パツって切れそうで切れない食感。 こりゃ、大盛にすると無心に食べてしまう餌になりえるラーメンだなー。 記憶に残る一杯になりました。

初訪から１週間以内の再訪。 今度はつけ麺を注文してみた。 前回がトマト味だったので、 カレー味や肉味噌という選択肢もあるのだが、 想像出来ちゃってつまらないので、 またまたトマト味をチョイス。 和え麺としてでもという説明書きが悩む私の背中に最後の一押し。 というわけで、提供されたら早速、麺とトマトソースだけで和え麺として一口パクリ。 微かに苦みを感じたが、 まんまトマトソースのパスタやん。 つけ麺だと麺の印象が全然違う。 「味噌らーめん」の時に感じた切れそうで切れないといった弾力がなく、 ひたすら硬さが目立つ。 強い圧力で練りあげられた食感。 生麺のふんわり感を感じなかったので、 麺が余計にパスタっぽさを出しているかもしれない。 ちなみに、あつもりじゃないので、 冷めちゃったパスタのように感じちゃったけど。 つけ麺の麺としては私の好みじゃないなぁ。 このメニューならばあつもりがいいかも。 つけ汁は、難しく考えるものではなく素直に美味しい安心感。 旨味の強いトマトソースをトッピングしているので脇役になってしまったが、 「味噌らーめん」で感じてた時と同様に、 引きの良い旨スープ。 マー油をたらすためにコッテリ感を抑えられるところが流石だなぁ。

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