塩逸品 五代目けいすけ@新宿
塩逸品 五代目けいすけ@新宿
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住所 | 東京都新宿区新宿3-38-1 LUMINE EST 7F |
TEL | 03-5925-8398 |
営業時間 | 11-22:30 |
休日 | ルミネエストの営業日に準ずる |
2011年8月17日オープン。 かつて「くじら軒」があった場所です。 竹田啓介氏率いる「株式会社グランキュイジーヌ」の1店。 四代目から六代目に飛ばして欠番だった五代目はこのためだったんですね。 満を持しての塩ラーメン専門店。 ラーメン好きをターゲットにしたのではなく、 ぶらっと食事にきたお客さんをターゲットにしているからの塩ラーメンなんでしょう。 また、この店で特徴的なのは日替わりスモーク。 食べ物を表現するときに風味という言葉があるように、 味を感じる前に人は香りを感じます。 そこに注目して、日替わりでスモークに使う材料を以下のように変えています。
月曜日・・・桜
火曜日・・・ブナ
水曜日・・・クルミ
木曜日・・・林檎
金曜日・・・ヒッコリー
土曜日・・・エルプドプロバンス
日曜日・・・ウィスキーオーク
さらに、今回もドンブリに特徴があります。 見た目には分かりませんが、 ドンブリが二重構造になっていて冷めにくいんだそうです。 ってことは内側に真空空間を作ったってことですよね。 どうやって焼いたんだろう・・・。 焼を入れているときに気体は膨張するから、 その時に閉じられれば真空空間を作れるとは思うけど。
ラーメンは蓋付きで提供されます。 この蓋の中には薫煙が閉じ込められているため、 蓋を開ければ薫香がふわ〜っと立ち上がります。 オープン初日のこの日は水曜日だったので、 使用されるのはクルミでした。 ウィスキーオークとかならばハッキリ分かるのでしょうが、 スモークを比べたことがないので、 今の私では桜との違いは分かりませんでしたが、 使うスモーク材によってスープの方も微調整するそうです。 さて、ポインタを写真に乗せてください。 蓋をあけたラーメンが登場です。 このスープ、旨みの相乗効果が抜群! 力んだ火入れ感が全くなく、 旨みが優しくリッチに舌を包み込みます。 万人に受けること間違いない! 麺よりも前にスープがなくなってしまいそうなくらい、 ツボにハマるスープ。 これだから「一番好きな味はダシ感の強い塩ラーメン」って思いが強まる。 麺は全粒粉なのかな? ツブツブは見えたけどザラツキはない麺でした。 また、普段、あえてのトッピングはしない味玉も、 薫製ということで注文してみました。 味玉は、ウィスキーオークのチップで燻製してあります。 ほんとにウィスキー香の高い味玉。 美味しいし面白い! こんなにハッキリとウィスキー香が香るということは、 日曜のラーメンの香りってどうなっちゃうんだろう・・・。 気のせいか、チャーシューからもアルコールっぽい香りを感じました。