和出汁ソバ 我王＠沼袋 和出汁ソバ 我王＠沼袋

店先に向けてシャボン玉を飛ばしているらしい怪しい店。 と言っても、阿佐ヶ谷の飲み屋街でもそういう店があるので、 「ああ、あれね」って思っていたのですが、 私が行ったときには飛ばしてませんでした。 また、今でこそメニュー名を変更していると思いますが、 オープン当初は「地雷源＠方南町」を思わせるメニュー名になっていました。 関係はないそうですが、 油そばを香麺（こうめん）と記載するところなどから想像するに、 東京のラーメンを食べ歩いたのかな？

確か以前は１１時から深夜１時半まで常に通し営業だったと思うが、 通しは土日のみで平日は１４時半から１８時まで中休みになってました。 店に入るとバッハの管弦楽組曲でお出迎え。 普段ＢＧＭに意識は行かないが、 やはりクラシックだと無意識に聞いちゃうね。 店を出る頃にはモーツァルトのジュピターになってた。 さて、人気Ｎｏ．１と書いてあったが、 確か店の売りでもあった「醤油つけ麺￥７００」を注文。 覚えていたメニュー名とは違っていたけど。 麺は三河屋製麺の平麺。 かなり硬めのセッティング。 ツルツル・スルスルテンポ良く食べる「つけめん」じゃなくて、 ゆっくりと噛み締めながら食べるべき「つけめん」。 こうなると、つけ汁の温度維持が大切になるんじゃないかな。 だけれどもつけ汁は少なめなので、見た目にも直ぐ冷えそう。 さて味は、程よく出た動物ダシにユズ風味や酸味や甘味を加えたもの。 甘味は砂糖で出してないのかな？ 調味料的な甘みじゃなかった。 玉葱ペーストとかそういうのを使っているのかなぁ。 個人的には調味料の使用は極力避けて食材で五味を作り出すのが好きなので、 好感の持てる雰囲気だった。 だけど飽きる甘味かな。 全体的に、つけめんの基本スタイルとなるパーツパーツに変化を与えて アイデンティティを出そうとしている印象を受けた。 店の売りとしては変化球に感じましたけどね。

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