元祖一条流がんこ総本家@都電早稲田
元祖一条流がんこ総本家@都電早稲田
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住所 | 東京都新宿区西早稲田1-23-7 |
TEL | |
営業時間 | 12-20 |
休日 | 日祝 |
2002年2月16日からこの地でオープンしました。 高田馬場時代→青砥時代→新宿内藤町時代→西早稲田時代→早稲田時代と4回も移転しています。 この店は入口がちょっとわかりづらい。 写真の右側で窪んでいるのが出口です。 最寄の早稲田駅(都電)から線路沿い右側を歩くとすぐにわかりますが、 その扉は表に開くタイプ。 押しても開きません。 しかも取っ手も付いていないので引くことができない。 実は入口はこの建物の裏側にあります。 所謂勝手口ってやつでそちらからだと普通に入れます。 一瞬困るよね(笑)。 しょっちゅうメニューを替えます。
この日、1杯目で「いまむら」のマグロラーメンを食べており、 総本家もマグロだと勘違いして訪問。 実際は「真鯛スープの塩ラーメン」でした。 総本家で鯛を使う場合は干物なんですかね。 生を使ったとは全く思えなかったスープ。 そもそも、鯛のダシが出ているのも良く分かりませんでしたが。 1/3・4の限定メニューでしたが、 限定っぽさはなく普通に美味しいラーメンでした。
2006年の晦日限定。 店外にも香りが漂っていましたが、貝 柱とスルメイカの風味が強烈。 また、それらの塩味がバッチリ出ていましたが 不思議と味が整っているんですよね〜。 普段から乾物でダシを取るガンコらしい一杯。 久しぶりの総本家を堪能しました。
2003年の11月4日から始まったメニューです。 一条氏のことだから何時までやるかは分かりません。 なお、12時から15時の間のみ提供される時間限定メニューです。 このラーメンは、1967年に考案したスープと現在の元ダレとを融合させたものだそうです。 鶏を使ったラーメンながらも懐かしさではなく、がんこらしさが強調されたものです。 でも、がんことしては珍しく油の存在を大きく感じたなぁ。 チャーシューは、ぼろぼろっと崩れる大きなロール状のものじゃなくなったんですね。
総本家の店長が入院したってことで、しばらくは日替わりメニューとなります。 ちなみに、家元はオーナー。 この日はタンタン麺。 恐らくタンタン麺といえば、 オレンジ色のような赤色のような辛いスープにごまがかかってて、 八宝菜なんかが乗ってて、、、、のようなものを思い浮かべると思うが、 ここのはちょっと変わっている。 塩味のスープに辛いソース(呼び方が分からないので以後ソースと呼ぶ)が乗っているスタイル。 さらに、そのソースの上に、やや甘い薄焼きの玉子がオムレツのような形で乗っています。 家元が他のお客さんに対して、 「かなり辛いよ」と言っていたので、 箸休めとして甘めの玉子をもってきたのかな? 僕的には辛さはビンゴで、 むしろ甘いのはいらなかったな。 ソースにはタバスコのような香りがあり、 そのソースが生み出すトマトのような雰囲気と玉子によって、 見た目だけでなく食べてもオムレツを思い出した。 スープからは桜海老のようなものを感じたが、 食べ終えてみれば、ひき肉の旨みがスープに移ったのかもと思えた。 って全然ちゃうやん(爆)。 つーか、これは、かなり旨かった。
目の前に丼を出されるまで角煮ラーメンだと勘違いしていたから、 角煮が乗ってないとクレームを出しそうだったよ(嘘)。 さて、野菜の旨味と肉の旨味がたっぷりですね。 スープに旨味も移っていていい感じ。 塩味の選択はナイス過ぎる! タンメンを連想させる部分もあり、あんかけ状にしたくなったが、 そうしないことで具の旨味を存分に楽しめるんだね。 玉子の存在も良かったし、家庭的だったな。 具を楽しめる一杯ですな。 麺は西早稲田時代の物に戻したのかな? 黄色くて新・悪魔ラーメンよりも細め。
今のところこの店にはこのメニューしかありません。 悪魔ラーメンってのは西早稲田時代に月1で出していたメニューで、 とってもしょっぱいラーメンです。 NEWバージョンは豆乳ベースの悪魔ラーメン。 以前のものよりは若干しょっぱさは抑えられていますが、 それでも慣れてない人はきついでしょうね。 マイルドなスープです。 変わっているのはそれだけではありません。 なんと、黄身をワインに漬けたのが入っているし、 余った白身はメレンゲにして揚げています。 このメレンゲが外はカリカリ、中はふわ〜で面白い。 黄身のワイン漬けはスープがしょっぱいので良くわからなかった・・・。 その他の具はネギ、煮込んだ玉葱、煮込んだばら肉、海苔です。 煮込んだ玉葱はスパイシーでカレー風味っぽいかな? 麺は太めで加水率高めでもちもちしたものに変えています。 スープに負けてないのでとてもいいですね。 スープも旨味が溢れていておいしい。 結構癖になるかも。訪問日:2002年3月6日
二日連続で行ってしまいました。 前日よりはややしょっぱさが増していて、角張った感じ。 前日のほうがマイルド感があってよかったなぁ・・・。 やっぱり黄身は良く分からない。 玉葱はカレー風味じゃなくて、胡椒がいい感じに効いているんだね。
フォアグラ・烏骨鶏・貝柱スープそしてフォアグラのソテー・トリュフのスライスを乗せた味噌ラーメンです。 フォアグラは10kgも使ったとのこと。 そして、狂牛病以来初めて牛骨を使ったそうです。 今までフォアグラの臭みを感じたことはありませんが、 スープに使ってみると臭みが大変だそうです。 しかし、臭みを消せたそうで、 食べ手としては臭みがあったことは微塵も感じさせませんでした。 他の食材で臭みをかぶし消したような印象ではなく、 あたかも始めから臭みが無かったような感じでした。 舌先にフォアグラの甘味を感じるんですね。 なお、この日は家元の48歳の誕生日。 2000年にやったミレニアムの第2段には、 2つの記念がかかってたんですね。 次回の2010年に厨房に立っていたならばキャビアを使うと言ってました。 裏漉ししたら何かに使えそう。 この手のものは香りよりも味メインなので効かせるのが大変そうだ。
数々の変り種ラーメンを出してきた一条氏ですが、 蛙や雀のような小さな動物では満足せず、 ついに鰐に手をつけました(笑)。 でも、ビジュアル的にはここ最近のものと変わらないですね。 味もそれほど変わりませんでした。 違いは、何時もよりもしょっぱく感じたことと、 ちょっとクセがあったことくらい。 このクセがワニの影響だったのかな? クロコダイルを12kg使ったそうです。
塩味とは全く違うラーメン。 そもそも、普段の醤油味を食べていないので、 普段の醤油味とは比較できず。 アルコール臭が強いように思いました。
2003年最後の営業日である12月27日のみのスペシャルラーメンです。 鴨のタン(舌)を10kgも使ったそうです。 「鴨タンを入れすぎて旨みがありすぎるが、 入っているか分からないよりはいいだろう」 というニュアンスの言葉を一条氏が言っていましたが、 悪魔ラーメンをやる人が何を言うって感じですね(笑)。 旨みたっぷりでしたが、きつくならず。 何も考えずにバクバク食べたので細かいことを覚えていませんが、 バクバクと食べられたラーメンであったことは確かです。
2003年12月23日のみのスペシャルラーメンです。 「アンキモスープの」だから、 味噌ダレじゃなくてスープにアンキモを使ったということですよね。 スープからはアンキモを感じませんでしたが、 味の深みに大きな影響を及ぼしているでしょうね。 白いスープを丼に注いでいました。 とても良くまとまっていたので美味しかったのですが、 アンキモを使うという奇抜さを求めていたので、 そういう意味では不満でした。 旨い以上のものを店主の一条氏には求めてしまいますな。
この日だけのスペシャルメニュー。 伊勢エビ・ベーコン・レミーマルタンを使ったスープで汽鍋の手法を使おうって言うだからいろんなことを考えるねぇ。 しかし、僕的にはこれはNG。 揚げネギとカイワレ大根のおかげで、 風味がぐちゃぐちゃ。
寸胴の中は黄色。 こんな寸胴見たこと無い(笑)。 最近食べたのは、バナナや豆乳の悪魔だからとてもスッキリ感じた。 と言うよりアボガドの存在感を感じなかったな。 早い時間に行ったから出てなかったのかなぁ・・・。 なんとかできたと家元も言ってたし・・・。 このスープに玉子の味はまったく合わない。 炒めた玉葱がうまいね。
2002年5月25日のイベントです。 総本家のイベントと言えば、悪魔ラーメンですが、 今回はちょっと変わってカレーラーメン。 ってことで寸胴の中は澄んだスープ。 鶏を使ったスープで、カレーの方を悪魔用のスープで作ったそうです。 でも、僕的には、がんこの塩ラーメンにカレーを乗せただけじゃん! って思ってしまった。 家元のことだから斬新なことをやってくれるんだろうなぁって期待しすぎてたかも。 カレーを乗せている形のため、旨く食べると複数の味が楽しめます。 カレーが乗っていないスープは相変わらずのしょっぱさ。 だけど、カレーがマイルドにするね。 とげとげしさが無くなって優しくなった。 カレーの方がしょっぱいはずなんだと思うけど、 塩分の尖りがない分食べやすいかも。 斬新さの期待は裏切られたが、おいしいよ。 何気に、がんこを好きなんだなぁ〜って思っちゃう(笑) 肉は、角煮のように、脂身と赤身とが層を成していて、 とて〜も柔らかかった。 変にカレーが強いわけではなく、スープに深みを与えていて、とても良かったね。 でも、並んでまでは・・・。
早稲田時代最初のイベントです。 現在通常メニューは新・悪魔ラーメンですが、 西早稲田時代に出していたように、 悪魔ラーメンをイベントとして最初にもってきました。 今回の悪魔ラーメンの食材はなんとバナナ。 バナナをメインにダシを取ろうだなんて凄い発想だね。 12kgも使ったらしいよ。 前面にバナナが出ていたわけではないが、 バナナのおかげで味に丸さがあり、 柔らかい口当たりのいい風味がありました。 しかも、バナナの粘りがこってり感を生み出しているのは新鮮だった。 具は新・悪魔ラーメンと変わらないね。 メレンゲを食べるタイミングが遅かったせいか、 べちゃってしているのは嫌だったな。 もちもちっとしている麺は新・悪魔ラーメン同様良く合ってるね。 食べ終わってからもしょっぱさは口の中に残っていてが、 時間が経つにつれバナナばっかり。 喉の奥が妙に甘ったるかったのは嫌だったなぁ。 昼に食べに行ったんだけど、 夕方もう一度行こうか真剣に悩んだ。 癖になるラーメンだった。 僕の食べた悪魔ラーメンの中では一番好き。