元祖一条流がんこ@総本家
元祖一条流がんこ@総本家
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住所 | 東京都新宿区西早稲田3-15-7 |
TEL | なし |
営業時間 | 12-13:30、17-21 金曜14-21(第4)、17-21(その他) 土曜12-15 |
休日 | 日祝 |
ここはがんこ系の総本山。 元ボディービルダーで長い髭にTシャツ姿、作業着のようなズボンを履いた店主は、 風貌と店名からして接しにくそう。 しかし常連や一見さんにも気さくに話し掛けるやさしい人です。 月曜から木曜は通常営業で、第4金曜日は悪魔ラーメンの日。 その他の金曜日、土曜日は違ったメニューを出しています。 悪魔ラーメンは毎回食材を変えた超凝縮スープです。 2002年初めに早稲田に移転しました。 この場所は西早稲田店として再出発しています。注文品:醤油ラーメン¥700
あっさり、中間、こってりと選べますが、中間を選択。 塩分は強いですが、きつさは無く、 塩分といい具合に旨みも頑張っています。 スープを形成している食材の一体感は相当なもんだと思うね。 最後にネギの上にかける熱した油に、ネギの香りが移っていて、これが独特。 めん馬鹿一代@京都のようにもくもく白い煙を上げることは有りませんが、 この音を聞くのも1つのイベントですね。 油に移った香りは、ラーメンではなく肉料理を思い出した。 こんなこと書いても分からんか・・・。 スープをしっかりと絡める麺との相性もいいですな。 チャーシューをしっかりスープに沈めておいて温めると、 柔らかくぼろぼろ崩れます。
塩味はあっさりのみです。 醤油がない分、塩味がストレートです。 最初はしょっぱいとは思うのですが、 すぐに口の中に広がり、 しょっぱさに慣れてしまいます。 しょっぱいはしょっぱいのですが、 不思議と塩辛くないんですよね。 トッピングはほとんど醤油と同じなのですが、 さらに、揚げねぎが追加されています。 揚げねぎがスープの中でばらばらにならないように、 海苔の上に乗っている気の使い方がうれしいね。 やや、甘味があるので、しょっぱさの箸休めにいい感じ。
大盛も普通も同じ値段。 今回は生ハムとホタテです。 相変わらず濃い濃い濃い! 前は平気だったんだけど、この濃さつらいよ。 のど痛いし・・・。 でも、がんこっぽいんだよな。 うまみはすごいものがあるんだけどね。 鰹節ような味が目立った。 見た目徳島ラーメンのような茶色いスープで、 具に豚ばら肉が入っている。 その肉の味付けも徳島風な気がした。 その他の具にはチャーシュー、メンマ、ねぎ。 このチャーシューが柔らかくてうまかった〜。 でも、きつい・・・。 残すのも悔しいので完食しちゃった。訪問日:2001年10月26日
前回5時ちょい過ぎで2人待ちだったので、 余裕をぶっこいて5時45分ごろ行ったら17人待ち。 がーん。 しかし、さすがに悪魔を食べにくる連中はがんこを食べなれていますね。 回転もよく、並んでから店を出るまでは30分程度でした。 で、今回の食材は上海ガニ。 やはり前回のはしょっぱすぎたようです。 今回の悪魔はしょっぱさはあるものの、 その奥の広がりある旨みが抜群です。 あの、しょっぱさの壁を通り越す旨みってすごいな。 僕の近くにいた人たちはほとんど大盛りを注文してましたね。
変りラーメンでのメニューです。 塩味と醤油味が選べました。 ワンタンなのでさっぱり塩味の方がいいかな?と思い塩味を選択。 やっぱり狂牛病のせいで牛骨を使えないからさっぱり感に欠けるのかな? 雰囲気はいつものがんこなんだけど、いまひとつ。 あれだけ塩分を効かせながら嫌味が無いのは見事なんだが・・・。 ワンタンは肉汁もあり、香りもどこかフルーティーで旨い! なかなかいいんでない?
2001年12月20日の西早稲田時代最後の日を飾るための特別メニュー。 多少味は濃いですが、普段のしょっぱさは影を潜め、 味噌の香りが豊富でした。 味噌味は強いのですが、あまり味噌味噌していなくす〜っと消えて行きます。 やはりがんこは旨みでしょう。 タラバガニでダシを取ったスープは、 味噌に負けない口当たりのいい旨みが核となる味噌の味を支配し、 飽きさせない味になってますね。 かなり旨い。 ネギの他に、ひき肉とたまねぎを炒めたものが乗っており、この香りが面白い。 僕的には苦手な香りなのだが、アクセントとしていいでしょうね。 麺は味噌ってことで、普段とは変え、西山製麺になってました。
西早稲田時代最後の日を飾る味噌ラーメンの味噌ダレが終わってしまうため、 悪魔に変わると聞いたので同日の夜再び訪問したら、 悪魔のためのかえしも終わってしまう。 だから、さいごの方の20人には即席でラーメンを提供。 普段の醤油と悪魔の中間っぽい色のスープで、 タラバガニのダシ。 並んでくれた人を返すわけにはいかないっていう一条さんの気持ちからできたラーメンです。 なんか、中途半端にしょっぱかったけど、面白いときにぶつかったのでなんか嬉しかった。