福たけ＠桜木 福たけ＠桜木

「なりたけ＠津田沼」出身者による店。 出身店の流れを汲む背脂のラーメンと、 出身店とは異なるオリジナルの煮干しのラーメンを出しています。 アピールしているのか、店員のＴシャツの背中側に「背脂」の文字。 そして、店を入ると直ぐ左の厨房近くにたくさんの背脂がつまれていました。

「凪＠渋谷」を思わせるネーミング。 「メガ」は「キロ」とか「ギガ」とかのオーダーを表しているのではなく、 語呂の良さから「メガ豚（とん）」にしたかったからでしょうね。 「大量のゲンコツと大量の煮干しから、少量のスープをとりました」 と説明に書かれている少量のスープはインパクトがメガトン級。 「動物」と「魚介」というキーワードにしてしまうと流行の味に思えてしますが、 大量に使われているのが「節」ではなくて「煮干し」なのでオリジナリティー高し。 煮干しのダシを感じるのではなくて煮干しそのものを直接食べたような味の強さがあります。 タレは醤油なのに、煮干し由来の塩味もかなり存在するので、 その点でも個性を感じます。 そのスープに合わせる麺は、こちらも個性をぶつけないといけないと思ったからか、 浅草開化楼の極太ちぃ麺。 一般的にはつけ麺に使われる麺だとは思いますが、 スープがスープなので、ガシッとぶつけて来ています。 全く負けていないですね。 あとは、唐辛子パウダーを使っているのが珍しい。 これを見るのは「中華そば 殿＠滋賀県」以来じゃないかなぁ。

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