江ざわ@勝浦
江ざわ@勝浦

江ざわ@勝浦

住所千葉県勝浦市白井久保字原296-8
TEL090-4410-5798
営業時間11:30-19:00
休日月曜
勝浦タンタンメン(通称勝タン)発祥の店が発祥の地に復活! 長らく千葉のご当地ラーメンと言えば「竹岡式ラーメン」だけが広く知られていましたが、 一気に知名度上げたのが「勝浦タンタンメン」。 「江ざわ」がその元祖とのことですが、鴨川に移転していたため、鴨川に元祖があるのに勝浦タンタンメンというスッキリしない状況になっていました。 そのスタイルは、

・芝麻醤は使わない
・基本のスープは醤油ベース
・スープ表面はラー油で覆われており真っ赤
・具は炒めた挽肉、玉ねぎ

です。 全国的に見て、辛いものがご当地ラーメンになるのは珍しく、私は広島のつけ麺や名古屋の台湾ラーメンくらいしか思い当たらない。 辛いものが広く市民権を得るというのがちょっと想像できないですね。 では何故辛いラーメンが定着したかというと、海女や漁師が、冷えた体を温めるために食べていたからなんだそうです。 そんなラーメンが一気に知名度上げたのは「熱血!!勝浦タンタンメン船団」という組織の存在がとても大きいでしょうね。 B級グルメのイベントなどに積極的に参加して知名度を上げ、その影響から地元にも勝タンを出す店が増えて更に知名度が上昇。 居酒屋だろうが、カフェだろうが、蕎麦屋だろうが、とにもかくにも多少のマイナーチェンジを加えたりして勝タンをメニューに加えています。 「ラーメンで町興し」の大成功例。 元々根付いているラーメンでの町興しは強いですな。


もつ坦々 注文品:もつ坦々¥1100
訪問日:2014年11月29日
鴨川時代にも訪れているので、「江ざわ」としては2度目の訪問。 注文したのは「もつ坦々」。 通常メニューに冬期限定のもつがトッピングされるメニュー。 他の人は食べていないのか、私が注文した後に店内にもつの匂いが漂い始めました。 まずは、ビジュアルが他の「勝浦タンタンメン」に比べて別格なんですよね。 淵が紺色の丼に黒がかったスープ。 それとは対照的に白さが眩しい白髪ねぎ。 思わず、見た目にうっとりしちゃいます。 味の方も非常にコントラストがあって美味しい。 ラー油の旨味とスープの甘み、そして後からくる塩気。 辛さのバランスが良く、切れ味抜群で食べやすい。 元祖にして王者。 とてもスタイリッシュ。 麺は黄色がかった細麺。 もつは生姜風味がついており、臭みは全くない。 勝浦に行った際には是非とも立ち寄りたい一軒です。

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